【弥生賞】皐月賞最重要トライアル!前走G1組は見逃せない!?

昨年逃げ切り勝利をおさめたタイトルホルダー

昨年逃げ切り勝利をおさめたタイトルホルダー


今週は中山競馬場にて弥生賞ディープインパクト記念(G2・中山芝2000m)が行われます。クラシック初戦皐月賞に向けての最重要ステップレースとして注目が集まります。

今年も実力馬が出走を予定していますが、その中から注目馬をピックアップし重賞展望していきます!


【弥生賞の好走馬ポイント】(過去10年)
①前走「G1」組は複勝率70.6%。
②出走数「2~5」戦の馬。
③ディープインパクト産駒が[6-1-2-12]。

デビューから3連勝中のドウデュース。前走朝日杯FSでは中団追走から最後の直線では大外を上がり最速の脚で力強く抜け出して完勝。他馬と比較しても現状の完成度の高さが窺える内容でした。

過去10年を見ても前走「G1組」は好成績をおさめており、そのうち前走「1着馬」の複勝率は100%。1週前追い切りでも好時計をマークしており状態も良好。今回は1600m戦からの距離延長が一つ鍵になりそうですが、このメンバーの中では軸候補になりそうです。

マテンロウレオは前走きさらぎ賞では道中後方を追走すると、直線で外から急襲。良血馬ダンテスヴューとの激しい叩き合いを制して勝利しました。

1週前追い切りでは4F51.6秒の自己ベストで併せた古馬相手に0.8秒先着。更なる上積みも期待できるところです。鞍上は今年すでに重賞3勝の横山典騎手。人馬ともに気配良好で注目の1頭になります。

自己条件勝ち組で注目したいのがアスクビクターモア。前走1勝クラスでの一戦では好位を追走し、スムーズに直線を向くと2着馬と激しい叩き合いの末クビ差制して勝利しました。

今回行われる中山競馬場はデビューから2戦2勝と好相性のコース。また、過去10年で「ディープインパクト産駒」が6勝をあげているレースとデータの後押しもあります。セレクトセールで1億8700円の高値で落札された良血馬の成長度に注目したいところです。