飛躍を期す若駒たち

トピックス

朝日杯FSで9着に敗れたエーシンフォワード(牡2、栗東・西園厩舎)は、栄進牧場に放牧へ出される。
「馬込みでゴチャゴチャしたぶん、気持ちの面で病んでいる感じ。うまくリフレッシュができるといいな」と同師は立て直しに期待を寄せていた。
今後はアーリントンCを目標に調整していくとのこと。

水曜に川崎で行われた全日本2歳優駿で1番人気に支持されながら3着に敗れたレインボーペガサス(牡2、栗東・鮫島厩舎)は、放牧で一息入れることになった。
「外々を回らされたし、距離のロスが響いた。それに小回りも良くなかったかな」と寺井助手は唇を噛んで悔しがった。
次走については未定とのこと。

さざんかSで3連勝を飾ったマヤノベンケイ(牡2、栗東・梅内厩舎)は、当初放牧に出す予定を変更。シンザン記念に向かうことになった。
「具合が良いし使うことにした。3連勝なんてそう簡単にできるものじゃないよ。重賞でもやれると思っている」と梅内師の期待は大きい。
また同レースには2着馬のダノンゴーゴー(牡2、栗東・松田博厩舎)も安藤勝騎手とのコンビで参戦する。

阪神・2歳500万下(ダート1200m)で差し切り勝ちを収め2勝目をマークしたラインプレアー(牡2、栗東・松永昌厩舎)は、近日中に放牧に出されることになった。
「ダートの短距離だと堅実に走るね。このあと適当な番組がないから一息入れることにした。復帰時期は2月3日のバイオレットSあたりになると思う」と瀬戸口助手は今後の経緯を教えてくれた。

阪神日曜日の新馬戦で逃げ切り勝ちをしたフィックルベリー(牝2、栗東・松永昌厩舎)。
「後続を離して逃げたけど、ペースはそれほど速くはなかった。ジョッキーが巧く乗ってくれた」と師は鞍上の好騎乗にニッコリ。
課題について聞いて見ると、「食いが細いので使いながらというのはできないので、次走については体を戻してからになる」と今後は状態と相談して決めることになりそうだ。

先週の未勝利戦で2着に2.5秒の大差勝ちを収めたアドマイヤスワット(牡2、栗東・橋田厩舎)。
ダート適性の高さを見せつける圧巻の内容。
「強かったね。フワフワするのでジョッキーは最後まで追ったみたい。あれなら昇級でも十分やれそう」と込山助手。