【福島牝馬S】前走とは状態が違う!鞍上が語るウインピクシスの勝算

ここ2走の大敗から巻き返したいウインピクシス

ここ2走の大敗から巻き返したいウインピクシス


福島牝馬S
ウインピクシス
松岡正海騎手

——前走の愛知杯は13着でした。レース内容を振り返ってください。

松岡騎手(以下、松):腰に疲れがある感じで、小倉へ輸送してからもその辺りがもうひとつでした。腰に疲れが残る状態で、競馬でも上手く走れませんでした。

——この中間の追い切りにも騎乗されています。調整で気を付けてきた点と仕上がり具合の感触について教えてください。

松:まず近郊の牧場へ放牧に出ている段階から、牧場の担当者と相談しながら調整してきました。輸送に強くないタイプで、気性的な疲れというか、走ることを嫌がる面を見せたりするので、精神面のケアをしながら腰の疲れを取りつつ、良い状態でトレセンへ戻れるようにという狙い通り、牧場での調整が上手くいきました。

この中間は3本追い切りに乗せてもらいましたが、直前は軽めで十分という状況になるように、算段を組んで2週前、1週前とやってきました。最終追い切りは馬場の内を回った分68秒台が出ていますが、外を回れば70秒くらいのペースでしたし、終いは10.8が出ているので走れる態勢は整っていると思います。前走より良い状態ですよ。

——昨年に続いて2年連続での福島牝馬ステークス参戦です。意気込みをお願いします。

松:課題は明白なので、その点をクリア出来るように牧場、厩舎と相談しながら調整してきましたが、上手く進めて来られました。舞台は整っているので、結果を出すことを目標にしっかり乗ります。