専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
関西勢から評価が高いワケ
2018/8/23(木)
どうも!美浦の古川です。
先週は札幌記念に騎乗のため、日曜新潟はM.デムーロ騎手、福永祐一騎手、田辺裕信騎手が不在。鬼の居ぬ間に勝ち星量産を図った戸崎圭太騎手は結局1勝で、その代わり土日で5勝を挙げた石橋脩騎手が新潟リーディングトップに躍り出た。
その5勝のうち3頭が関西馬で、最近は関西からの騎乗依頼が増えている。代表馬としては昨年の阪神JFを制し、桜花賞2着、オークス3着となったラッキーライラックで、デビューからずっと騎乗している。この事を関係者に聞くと「結果を出しているのはもちろん、全力で追って馬の能力を出し切る騎乗スタイルが好感を持たれている」と関西勢の評価が上がっているようだ。
今週は札幌で「ワールドオールスタージョッキーズ」が開催され、出場するM.デムーロ、福永、田辺、戸崎が遠征。先週以上に上位ジョッキーが居ない新潟は石橋脩にとって勝ち星を積み重ねるチャンスで、土日で騎乗する13鞍のうちM.デムーロ、福永などから乗り替わりとなる関西馬5頭が回って来た。週末の「厳選馬」でも石橋脩騎乗の有力馬を取り上げるので、どうぞご注目あれ!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。