専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
代替開催で悲喜こもごも…
2019/2/14(木)
どうも!美浦の古川です。
先週は土曜の東京競馬が中止となって、月曜に代替開催。3連休だったので世間的には大きな影響はなかったかもしれないが、競馬を使う側にとっては悲喜こもごもの出来事があったな。
例えば、月曜9Rテレビ山梨杯に出走したレッドラフェスタ(2番人気6着)は金曜に輸送した為、月曜まで競馬場に滞在。本来の土曜時点では具合も良かったのに、いつもと違う環境に戸惑ったのか、月曜には覇気が抜けた感じでデキが落ちてしまっていたらしい。
キャリアの浅い牝馬ということもあるが、あれが本来の走りではないことは確か。巻き返すチャンスはそう遠くないタイミングでやってくるハズだ。
今週は今年最初の中央GIフェブラリーS。関東勢の参戦はノンコノユメ1頭だけで寂しいが、ほかのレースで楽しみな狙い馬の話が聞けた。金・土曜更新の「厳選馬」をどうぞお楽しみに!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。