専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
数字以上に充実しているベテランに注目!
2019/3/14(木)
どうも!美浦の古川です。
チラホラとニュースにもなっているが、来週(19日)に(蛯名)マサヨシが50回目の誕生日を迎えるらしいな。去年は調教師試験を受けて残念ながら合格とはいかなかったが、最近の騎乗ぶりをみるとまだまだ元気。
数年前は上体をトントンと上下動する追い方にチェンジするなど試行錯誤してて、オレも「見栄えもあるから戻した方がイイんじゃないか」なんて話をしたこともあったが、今年は数字以上に充実した騎乗ができているように映る。
先月のヒヤシンスSで無傷の3連勝を決めたオーヴァルエース(牡3、美浦・高木登厩舎)なんていう楽しみなお手馬もいるし、同期のユタカが好調なのも良い刺激になっているのかもしれないな。
それと、92年から去年まで27年続いている重賞制覇の記録。今年も達成して欲しいが、今週は土曜がフラワーCのエフティイーリス(牝3、美浦・金成厩舎)、日曜が阪神大賞典でリッジマン(牡6、栗東・庄野厩舎)と楽しみな2頭がスタンバイ。馬券の中心にするかはまだ決めていないが、もちろん応援するつもりだ。
春の中山開催も今週で折り返し。重賞以外でも馬券に直結するオモシロイ話が結構聞けたので、金・土曜更新の「厳選馬」を楽しみにしていて欲しい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。