専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
第2のカレンブーケドールを発見!?
2019/5/23(木)
どうも!美浦の古川です。
先週のオークスは1番人気のラヴズオンリーユー(牝3、栗東・矢作厩舎)が差し切り勝ち。無敗でクラシック制覇をやってのけた。
敗れはしたが、人気薄(12番人気)のカレンブーケドール(牝3、美浦・国枝厩舎)も正攻法の競馬でアワヤの2着。トレセンで顔を合わせた津村に慰めの言葉をかけたところ「それでも、よく走ってくれましたよ~」と本人は意外に納得の様子だったな。
今週はいよいよ令和最初の記念すべきダービーだ。
オークスのカレンブーケドールのような穴馬はいないか、トレセン取材に駆け巡ったのだが…。
個人的に皐月賞上位組の壁はかなり高いと思うんだが、今回人気がガクンと落ちる1頭の関係者に話を聞いたときの感触がなかなか良かったんだよな。
枠順が決まって、徐々に関係者のボルテージも上がって行くのが毎年のダービー。ギリギリまで聞き込みを続けて、とっておきの穴馬をお伝えできればと思っている。
詳細は週末の「厳選馬」でお伝えするつもりなので、どうぞお見逃しなく。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。