四方山話

どうも!美浦の古川です。

先週の安田記念はスタートでの大きなゴチャつきがあって、後味の悪さが残る一戦となってしまったな。競馬にアクシデントはつきものだが、近年稀にみる豪華メンバーで盛り上がりも凄かっただけに残念。

後ろ向きの話ばっかりでもアレなんで、明るい話に目を向けると、先週日曜の東京12R・三浦特別を圧勝したゴルトマイスター(牡3、美浦・手塚厩舎)。

懸念だったスタートも問題なくクリアして、直線は俗に言う「おいでおいで」状態。陣営の期待どおりの勝ちっぷりで、8月のG3・レパードS(新潟ダ1800m)に向けて大きな弾みがついた格好。中間順調に行けば、重賞路線でもかなり楽しめそうだ。

それと先週からスタートした2歳戦。今週も素質馬がデビューする。ゴルトマイスターと同じ手塚厩舎から、日曜東京5Rに予定しているワーケア(牡2、美浦・手塚厩舎、父ハーツクライ・母チェリーコレクト)が大注目。

セレクトセールにて1億2420万円の高値で落札された期待馬で、早くも大物感漂うオーラを醸し出している。「まだ緩さがあって本格化は秋以降だけど、新馬戦だったモノが違うと思いますよ」と師も素質の高さに太鼓判。初陣をどんな競馬で飾るのかホントに楽しみだ。

梅雨のシーズンで週末の天気は気掛かりだが、3歳馬と古馬の対戦も始まって妙味のあるレースは間違いなく増加。トレセンで馬券になりそうな面白い話も入手できたので、週末の「厳選馬」でお伝えするつもり。必ず忘れずにチェックして欲しい。