専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
開催の変わり目には馬券ネタが付き物!
2019/6/13(木)
どうも!美浦の古川です。
先週、ここでも紹介したハーツクライ産駒のワーケア(牡2、美浦・手塚厩舎)が見事に初陣を勝利で飾ってくれた。
ペースが遅くて若干心配もしたが、直線は外から1頭だけ違う伸び。グイグイ加速して余裕たっぷりに前を捕らえ切ったレースぶりは、評判通り大物感溢れる内容。
「まだ緩くて本当に良くなるのはまだまだ先」とのことだから、これからどこまで強くなるのか本当に楽しみでならない。
手塚厩舎だと、今週函館で降ろすワールドエース産駒のオータムレッド(牝2、美浦・手塚厩舎)も良いモノをもっているが、グランアレグリアの全弟のブルトガング(牡2、美浦・手塚厩舎)が来週の東京にスタンバイ。
血統は同じでもタイプは全然違うが、能力が高いのは共通らしい。こんな期待の素質馬でも早い時期から使い出すのが、現代競馬の潮流。新馬戦から目が離せないな。
今週から函館開催がスタートして本格的な夏競馬に突入。こういう開催の変わり目には馬券ネタが付き物だ。ギリギリまで関係者を取材してイイ情報を漏らさず入手。週末の「厳選馬」で紹介しようと思っているので楽しみにしててほしい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。