専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
開催ラスト!出張組は今週勝負!?
2019/7/18(木)
どうも!美浦の古川です。
先週の函館記念はマイスタイル(牡5、栗東・昆厩舎)が1番人気に応えて堂々のV。カツハルはJRA重賞50勝目のメモリアルを飾ったな。
コラムでも「強気に逃げて押し切るくらいの競馬を期待」と書いたけど、その通りの内容で見事に決めてくれた。
馬券も単勝5倍つけば、と思っていたらジャストだったし、ゴール前あれだけ声が出たのも久しぶり。気迫のこもった騎乗で最高の結果を出してくれたのが何より嬉しかった。
さっそくトレセンで直接祝福しようと思っていたんだが、カツハルとは会えずじまい。祝勝会やら何やらで引っ張りダコだったのかもしれないな笑。
そして、今週は福島も中京も函館も開催ラスト。出張組は何かとモノ入りになるから、現地で結構な勝負ネタが飛び交うことも珍しくない。
週末にかけて入手できた中からのとっておきを、「厳選馬」のほうで紹介するつもりなので、絶対にお見逃しなく。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。