専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【アイビスSD】クセある馬ではないから大丈夫!
2019/7/27(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜の競馬は雨に祟られることなく、久しぶりに綺麗な芝のスピード競馬。面白い戦いも多かったな。
ここでも紹介した新馬のスマイルカナ(牝2、美浦・高橋祥厩舎)は最後詰め寄られはしたが、新潟マイルの外回りで堂々の逃げ切り。聞いていたとおり、非凡なスピードで先々も楽しみ。今後の動向に注目したい。
明日は勿論、メインのアイビスSDは注目なんだが、⑪ライオンボス(牡4、美浦・和田郎厩舎)以外でこれといって食指の動く穴馬がいない。
鮫島克駿が落馬して乗り替わりとなるが、田辺だったら復帰明けとはいえむしろ鞍上強化といっていいし、それほどクセのある馬でもないからな。
メインより前のレースでどこまで儲けられるかがポイントだと思ってるんだ。
是が非でも買いたい馬は2頭。新潟7R・3歳未勝利の⑩アーブルルージュ(牝3、美浦・菊沢厩舎)と新潟10R・月岡温泉特別の②リリーバレロ(牝4、美浦・堀厩舎)だ。
前馬は右回りより左回りの方が断然イイ馬で、調教師の口ぶりがいつになく強気。後馬は休み明けの昇級戦をイキナリ勝って、中間さらに馬が良くなっているという話。馬場は不問だし「今週一番期待している」と厩舎スタッフ。
どっちも十分頭が狙えるから最適な券種で、ズバッと仕留めたいところだな。プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。