専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
「更に良くなっている!」充実一途でオールカマーへ!
2019/9/19(木)
どうも!美浦の古川です。
3日間開催明けの今週は、水曜が全休明けで木曜に追い切る馬が大半。追い切る馬で混み合う調教ラッシュがあったり、セリで北海道に行っている調教師も多かったりで話を聞くのも大変だった。
オレの場合は週末にかけてジックリと聞くこともできるけど、原稿用のコメントをとらないといけない専門紙のTMたちは結構テンヤワンヤ。
秋の競馬シーズンに突入したことを実感するけど、こんな週は面白い馬券話もポツポツあったりするから、懇意にしている騎手や調教助手たちに突っ込み甲斐があるってモンだな。週末を楽しみにしていて欲しい。
重賞は東がオールカマーで西が神戸新聞杯。頭数的には少し寂しいけど、それぞれG1の大事な前哨戦だけに見逃せない一戦となりそう。
オールカマーだと、香港で念願のG1制覇を果たしたウインブライト(牡5、美浦・畠山吉厩舎)に注目している。
松岡が「更に良くなっている!」と好感触をアピールしていたが、このタイミングで同世代の格上レイデオロとの激突。どんな競馬を披露するのか非常に楽しみだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。