専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
先週新馬3着馬よりスケールは上!将来性も十分の2歳新馬!
2019/9/26(木)
どうも!美浦の古川です。
ここ数日暑い日が続いて秋っぽくない気候だが、今週は秋のG1シリーズの幕開け・スプリンターズSだな。
グランアレグリアとステルヴィオという関東のG1馬が回避するのは残念だが、今週の美浦は先週までとは違ってG1週独特の賑わいだった。幸先良く当てて、まずは流れを掴みたいところだ。
俺のスプリンターズSの最終見解は週末に公開する『メガ盛り新聞』内でチェックしてもらうとして、今週デビューする注目2歳馬について触れようか。
土曜の中山5R・2歳新馬に出走予定のレッドラルジュ(牝2、美浦・木村厩舎)。
兄にショウナンマイティ、ゴーフォザサミットといった活躍馬をもつオルフェーヴル産駒。
470kg前後と牝馬にしては馬格に恵まれており、丹念に乗り込まれて動きも申し分なし。「厩舎は違いますが、先週3着したレッドアダンよりスケールは上。将来性も十分で、牝馬同士なら初戦から勝ち負けです」とクラブ関係者。
鞍上の北村宏司も追い切りに再三跨って好感触。これは初陣即突破が濃厚だろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。