専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
叩いて馬体の締まった今回は負けられない一戦!
2019/10/10(木)
どうも!美浦の古川です。
先週の凱旋門賞は日本馬が揃って見せ場なく敗退。残念な結果に終わってしまったが、聞けば相当に馬場がタフだったよう。例年以上に厳しい舞台設定で力を発揮しきれなかったな。
一番注目していたフィエールマンも後ろからでは余計にキツイ為、あえて前めのポジションから運んだものの、早々に手応えがなくなって最後は無理をさせなかった。
まだまだ先のある馬だけに、ここから必ず立て直して日本で強い競馬を披露してくれるに違いないと信じている。この敗戦を糧にもう1段階レベルアップして欲しいな。
さて、台風19号が週末直撃しそうな予報が出てる。このままだと土曜日は開催自体が難しいかもしれないが…。天候ばかりはどうしようもないので、運を天に任せるより他にない。
今の感じだと開催に一番影響がなさそうなのは月曜か。
東京3R・2歳未勝利に出走予定のエストロ(牝2、美浦・萩原厩舎)は、出遅れが響いてデビュー戦は4着止まり。中間はゲート練習も入念にしているようだし、叩いて馬体の締まった今回は負けられない一戦となりそうだ。
日曜の秋華賞は馬場もそうだが、メンバー的にも大混戦。馬券的には非常に面白そうな一戦なので、できる限りフェアな馬場で行われるよう祈ってる。
オレの最終決断は週末公開の『メガ盛り新聞』のほうで要チェック。バッチリ本線的中を決めたスプリンターズSに続いて2連勝といきたいところだな。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。