専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
先週デビュー勝ちした馬以上の素質馬が登場!
2019/10/31(木)
どうも!美浦の古川です。
先週の天皇賞秋、アーモンドアイは期待通り、いやそれ以上の強さだったな。
さすが現役最強馬、まさに次元の違いを見せ付けてくれた。次がジャパンCなのか香港遠征になるのか決まっていないようだが、個人的に年末の有馬記念には是非出走して欲しいと強く願っている。
豪州のG1・コックスプレートを制したリスグラシューが出走表明しているし、ワールドクラスの牝馬同士のガチンコ対決なら相当盛り上がるだろうな。
今週はG1シリーズの小休止。ただ、注目の重賞が土日で4つも組まれているし、今週も馬券勝負に忙しい週末となりそうだ(笑)。
そういえば、先週ここで紹介した2歳新馬のデュードヴァン(加藤征厩舎)は評判とおりの勝ちっぷりを見せてくれたが、今週デビューする同厩のディヴィニティ(牝2、美浦・加藤征厩舎)も評価が高い。
菊花賞で3着だったヴェロックスの妹という良血だが、乗り込みは十分でスピードならデュードヴァン以上。「どれだけチギって勝つのか」と厩舎サイドは自信満々といったムード。先々も含めて注目して欲しい逸材だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。