専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【日曜勝負レース予想】大逆転を狙いたいならコレがオススメ!
2019/12/21(土)
どうも!美浦の古川です。
今日の中山大障害はシングンマイケルが完勝。騎乗した金子光希にとっては初めてのビッグタイトルだし、高市厩舎も地方の帝王賞、東京大賞典勝ちはあるが中央では初のG1制覇となった。
シングンオペラ産駒という血統もそうだし、ノーザンFを筆頭とした大手の牧場サークル以外からも大舞台で活躍する馬が登場してきたのは喜ばしいな。
さて、いよいよ夢の有馬記念。オレの予想の詳細は『メガ盛新聞』のほうでチェックして貰うとして、今年はどんな結末になっても記憶に残るグランプリとなりそうだ。
有馬で心置きなく勝負する為にも、重要なのは資金稼ぎとなるレース。
まずは有馬記念と同じ舞台で行われる中山8RのグッドラックH。ここ目標にキッチリと仕上げてきたサトノラディウス(牡3、美浦・国枝厩舎)を狙いたい。
高い能力と共に精神面でズブさがある馬なので、この長めの距離とマーフィーとの初コンビは格好の起爆剤となりそうだ。
有馬記念にアーモンドアイを送り込む国枝厩舎はボスジラとの2頭出しだが、メインレースの露払い役はサトノラディウスとなるだろう。
それと大穴なら有馬が終わった後の中山12Rライバーバード(牡5、美浦・手塚厩舎)。
前走の千直競馬はいかにも忙しかったが、最後シッカリ伸びて掲示板確保。久々の芝の走りも良かったし「ベストの千二なら足りていい。内へ潜り込んで抑える形なら一発あるかも」と手塚師も満更じゃなかったからな。有馬で不発だった人、大逆転を狙いたいならコレがオススメ!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。