専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【クイーンC】『アーモンドアイ級の大物』を負かせる馬!
2020/2/14(金)
どうも!美浦の古川です。
2月とは思えない暖かさ。その分、花粉の舞いも早いようで、花粉症の人は大変だろうな。インフルとコロナの流行で、マスクの品薄も続いてるみたいだし。
寒さが苦手なので、俺にとってこの暖冬は有難い。馬券をズバッと獲って、勢いそのままに春本番まで突っ走りたいもんだ。
さて、明日は東京メインに楽しみな重賞・クイーンカップ(G3、芝1600m)が組まれている。
ここはブラストワンピースの半妹で2戦2勝のホウオウピースフル(牝3、美浦・大竹厩舎)で迷いなし。
新馬、百日草特別と安定感タップリの強い競馬。気の悪いオルフェーヴル産駒も多いんだが、この馬は大人びたレースぶりで注文がまったくつかない。
ゆとりあるローテにも好感がもてるし、実際「馬体が増えて成長してる」と厩舎サイドもパワーアップを強調してた。初のマイルでも広い東京なら何ら心配ないし、無傷3連勝でのタイトル奪取を期待したい。
マジックキャッスル(牝3、美浦・国枝厩舎)は実績上位で仕上がりの良さも目立つんだが、トレセンでの盛り上がりも加味すると良血ルナシオン(牝3、美浦・藤沢和厩舎)に食指が動くな。
デビュー勝ちした昨秋の東京以来。いきなりの重賞挑戦だから結構ハードルは高いんだが、馬体や攻めの動きは惚れ惚れするほど。同じクラブ所属のつながりもあって、一部では「アーモンドアイ級の大物!」なんて声まで。
人気は4、5頭で割れそうな雰囲気もあるから、オッズを睨みながら一番オイシイ馬券でバッチリ仕留めたい。マークシートを塗る手にも力が入りそうで本当に楽しみだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。