どうも!美浦の古川です。

土曜は無観客競馬だったが、モニターで確認するかぎり大きな混乱はなかったようで何より。

競馬に乗ってるジョッキーたちは違和感もあったろうけどな。四位の引退セレモニーは騎手仲間とマスコミに囲まれて、カメラを通してファンへ感謝の言葉を述べる形式。

晴れのデビューを迎えた新人騎手たちもファンの前で騎乗ぶりを見てほしかっただろうが、こればかりは仕方ないな。とにかく、感染拡大の不安が収束するまで、関係者が協力して一致団結するしかない。

さて、明日は東西で中山記念と阪急杯が行われるが、やはり馬券は役者の揃った中山記念に食指が動くよな。

中山記念(G2、中山芝1800m)

<本命馬>

去年の2着馬⑦ラッキーライラック(牝5、栗東・松永幹厩舎)から狙ってみたい。早め早めの競馬でウインブライトとクビ差の接戦、この舞台の適性は去年で証明済み。

香港以来の実戦復帰で完璧な仕上がりとはいかないだろうが、時計や動きを確認する限り去年と同等くらいのデキにはあるだろう。

去年の秋に間近で馬を見て牝馬と思えぬボリュームと迫力に驚いたのを覚えているが、55キロで戦える有利さもあるし、今年は勝ち切るチャンスも十分じゃないか。

<対抗馬>

人気の一角ではあるが、明け4歳の③ダノンキングリー(牡4、美浦・萩原厩舎)も当然大きな期待をかけるべき1頭だ。

去年は皐月賞3着、ダービー2着とクラシックには手が届かなかったが、秋に毎日王冠で一流古馬を子ども扱い。今年は悲願のG1制覇が大目標となる。

いつも頼りにしてる助手も「イイ意味で休養前と変わりないです。2度目のコンビとなるノリさんの手綱ひとつでしょう」と強敵相手でも自然体を強調していたな。大舞台へ弾みのつくような走りを期待したい。