専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【富士S】G1馬として恥ずかしい競馬は許されない!
2020/10/23(金)
どうも!美浦の古川です。
先日、往年の名騎手で元調教師の嶋田功さんが亡くなるショッキングなニュース。実弟である潤ちゃんとは懇意にさせてもらっており一報も貰ったんだが、とにかく寂しいの一言。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
嶋田功さんといえば、牝馬に乗せたら右に出る者はいなかった(オークス通算5勝!)んだけど、思い出深いのは73年のダービー。当時のアイドルホースだったハイセイコーを人気薄のタケホープで撃破。世間をアッといわせたのが忘れられないな。
今週の菊花賞ではコントレイルが無敗の三冠馬を目指すけど、タケホープのような伏兵が現れるかどうか。馬券的な見地からも本当に楽しみでならない。
大一番前の土曜は、東京でマイル重賞・富士S。今年からG2に昇格したのも影響してか、結構面白いメンバーが揃った印象なんだよな。ビシッと本線で本線で仕留めて、菊花賞の資金造りといくゾ。
【土曜東京11R 富士S】
<本命馬>
春に同じ舞台のNHKマイルカップを快勝したラウダシオンが本命だ。
以前は1400m以下のスプリンター色が強かったんだが、正攻法で押し切った前走でイメージが一変。マイルまでならスピードの持続力を高いレベルで発揮できることを証明してみせた。
次に大目標を控えた休み明けの分、万全の仕上がりとはいかないだろうが、1週前に好タイムをマーク。休養効果によるパワーアップが見込めるし、56キロでこの組み合わせならGI馬として恥ずかしい競馬は許されないだろう。
<激走候補>
ダービー、新潟記念と期待を裏切る結果が続いているワーケアだが、秘めるポテンシャルの高さからまだまだ見限れない1頭。
厩舎サイドは「この馬には距離が長かったかもしれない」と敗因の1つを距離に求めており、今回はデビュー以来初めてのマイル戦へ舵を切る。
これまでレース当該週の最終追いはウッドコースだったが、今回は坂路に切り替えて調整にも一工夫。人気が落ちるこのタイミングで、新境地を拓く可能性十分とみた。
先日、往年の名騎手で元調教師の嶋田功さんが亡くなるショッキングなニュース。実弟である潤ちゃんとは懇意にさせてもらっており一報も貰ったんだが、とにかく寂しいの一言。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
嶋田功さんといえば、牝馬に乗せたら右に出る者はいなかった(オークス通算5勝!)んだけど、思い出深いのは73年のダービー。当時のアイドルホースだったハイセイコーを人気薄のタケホープで撃破。世間をアッといわせたのが忘れられないな。
今週の菊花賞ではコントレイルが無敗の三冠馬を目指すけど、タケホープのような伏兵が現れるかどうか。馬券的な見地からも本当に楽しみでならない。
大一番前の土曜は、東京でマイル重賞・富士S。今年からG2に昇格したのも影響してか、結構面白いメンバーが揃った印象なんだよな。ビシッと本線で本線で仕留めて、菊花賞の資金造りといくゾ。
【土曜東京11R 富士S】
<本命馬>
春に同じ舞台のNHKマイルカップを快勝したラウダシオンが本命だ。
以前は1400m以下のスプリンター色が強かったんだが、正攻法で押し切った前走でイメージが一変。マイルまでならスピードの持続力を高いレベルで発揮できることを証明してみせた。
次に大目標を控えた休み明けの分、万全の仕上がりとはいかないだろうが、1週前に好タイムをマーク。休養効果によるパワーアップが見込めるし、56キロでこの組み合わせならGI馬として恥ずかしい競馬は許されないだろう。
<激走候補>
ダービー、新潟記念と期待を裏切る結果が続いているワーケアだが、秘めるポテンシャルの高さからまだまだ見限れない1頭。
厩舎サイドは「この馬には距離が長かったかもしれない」と敗因の1つを距離に求めており、今回はデビュー以来初めてのマイル戦へ舵を切る。
これまでレース当該週の最終追いはウッドコースだったが、今回は坂路に切り替えて調整にも一工夫。人気が落ちるこのタイミングで、新境地を拓く可能性十分とみた。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。