穴ズバッ 古川幸弘

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古川幸弘の穴ズバッ!

パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。

日曜 穴ズバッ!


平成22年11月14日

ひと叩きされ攻め一変!アノ馬を狙う

日曜京都メーンは、最強牝馬決定戦「第35回・エリザベス女王杯(G1)」が行われる。オレは再度◎。秋華賞を勝ったあと栗東滞在で調教を続けているのも、輸送による疲労を考えてのもの。安定したレースぶりから京都の外回りコース、1ハロンの距離延長も問題なし。11月3日にCウッドコースで5ハロン65.1-51.3-38.1-12.6をマーク。最終追い切りでは、助手さんが乗って6ハロン78.9-64.1-51.1-38.3-13.0秒を強目に追われ、絶好調を維持している。「脚元や馬体重はまったく問題ない。落ち着きがあるのは何よりだし、2キロ差の重量を考えれば、古馬相手でも好勝負できる」と陣営。ここも主役の座は揺るぎようがなく、アッサリ5冠達成と見た。

日曜穴ズバッは東京10R。休み明けをひと叩きされ、攻めが一変した7枠13番に食指が動く。前走は最内枠で出遅れてしまい、直線追い上げるも8着。だが陣営は悲観していない。「前走はかなりメンバーの揃っていた一戦だったし、ウチのも包まれて完全に脚を余していたから、まったくの参考外と思ってもらって結構。その後はすぐにこのレースに向け調整してきた。今回今までで一番イイ状態で送り出せる。とにかくゴチャつくのは嫌だから、鞍上には『積極的な競馬をしてくれ』と指示してある。もちろん、それで押し切れるという自信があるということだよ」と陣営。これは本日のオススメ品。

次週の更新は土曜午後5時を予定しています。