専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
マイルCSは外国人ジョッキーに注目!
2010/11/18(木)
競馬ラボ限定コンテンツ
パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。
平成22年11月18日(木)
マイルCSは外国人ジョッキーに注目!
第35回エリザベス女王杯(G1)は、予想通り3頭の戦いで終わった。思った以上にスノーフェアリーの強さにはビックリ。イギリス、アイルランドのオークスを制覇したのは伊達ではなかった。4コーナーから有力馬が馬場の良い外を通っている中、最内から猛然と伸びて日本馬をあざ笑うかの様に4馬身差をつけて圧勝。3冠馬のアパパネは道中2、3度頭を上げて、蛯名騎手も折り合いに苦労したが何とか3着を確保したのは立派である。今後も期待したい。
それにしても今年の秋は、外国人ジョッキーの活躍が目立つ。先週土曜東京の京王杯2歳S(G2)をデムーロが、日曜のエリザベス女王杯(G1)でもムーアが優勝。今週のマイルCS(G1)にも4人の外国人ジョッキーがエントリーしている。サプレザ(ルメール)・ダノンヨーヨー(スミヨン)・トゥザグローリー(デムーロ)。そして春の高松宮記念(G1)を制したキンシャサノキセキにはムーアが騎乗する。いずれもこの4頭はチャンス十分だが、とりわけオレが注目しているのは●●騎乗のアノ馬。詳細は土曜の夕方公開する。さあ、競馬も除々に盛り上がってきた。今週の穴ズバッもバッチリ決めるので楽しみにしてほしい。
次回の更新は木曜午後5時を予定しています。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。