専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
共同通信杯(G3)はホープフルS組から狙う!
2011/2/10(木)
競馬ラボ限定コンテンツ
パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。
平成23年2月10日(木)
共同通信杯(G3)はホープフルS組から狙う!
暦では立春を過ぎたが、火曜から水曜にかけて都心でも小雪がパラついた。今年は全国的にも記録づくしの大雪で、各地に被害が多発している。東京でも週末は雪予報が出ており、開催に影響がなければいいのだが・・。
日曜、東京競馬場では第45回・共同通信杯(G3)が行われる。01年にこのレースを制したジャングルポケットが、その年のダービー馬に輝いているように、春のクラシック戦線につながる重要な一戦だ。今年もクラシックの主役を担う馬が多数出走してきた。オレが注目しているのが。
デビューしてから3戦2勝。特に前走、ホープフルSのレベルは相当高い。この時の3着馬フェイトフルウォーが、この後京成杯(G3)を完勝。この馬に3馬身差つけていることを考えれば、本馬の能力もすでに重賞級とみていいだろう。500キロを超える大型馬の割に器用さも備えており、先行して直線抜け出す競馬センスも抜群。広々とした東京なら更にパワーアップした姿を見せてくれるハズ。
相手はキャリア2戦も勝負根性のあるサトノオー、上がり33秒台の末脚を使えるナカヤマナイト。東京の長い直線が合いそうなダノンバラード。そしてディープサウンドの巻き返し。この4頭が中心だろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。