専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
東京9Rは、充実著しいアノ馬から!
2011/2/12(土)
競馬ラボ限定コンテンツ
パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。
平成23年2月12日(土)
東京9Rは、充実著しいアノ馬から!
土曜東京メーンは、マイルの3歳牝馬限定重賞・第46回・クイーンCが行われる。このレースから各陣営は、春のクラシックへ向け意識は高まってくる。ここで結果を出した馬は桜花賞やオークスで上位人気に支持され、好成績を残すケースも多く、今後のためにも非常に重要な一戦。
オレが期待しているのは、関東馬ダンスファンタジアだ。 2走前の阪神JF(G1)は、パドックの時点で入れ込みがひどく、レースでは全く能力をを発揮できず9着。だが、3戦3勝と負けなしの関東圏なら話は別。前走にしても、直線抜け出す時の速さはさすがだ。勝ち時計1分33秒7は牡馬の朝日杯FS(G1)をコンマ2秒上回る優秀なもの。この中間も坂路で順調に乗り込まれ、デキは万全。2歳女王レーヴディソールと再度まみえるまで、ここで負けてもらっては困る。
土曜穴ズバッは、東京9R・調布特別(芝2000m)。休み明けを挟んで未勝利、500万下を連勝した2枠2番の充実ぶりが際立っている。「久々も、前走は本当に好内容。控える競馬で、3コーナーからマクって行って差し切ったからね。ここにきて馬が成長している。中2週でも容赦なく攻められたように体質面も強化。デキに関しても本当に自信が持てる。昇級戦で、メンバーは骨っぽいけど、まったくヒケは取らないと思いますよ」と陣営は自信満々。再度直線一気のイメージが湧く。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。