調教ビフォーアフター馬
◎ファントムシーフ
(牡3 栗東・西村厩舎)

皐月賞では勝ち馬ソールオリエンス(2人気)の変身を事前予告していた当コーナー。牡馬クラシック2冠目のダービーもお任せください!

今年の皐月賞上位組で、最も上積みがありそうなのが1番人気で3着に敗れたファントムシーフ。全体時計こそ前走時より今回の方が気持ち遅いものの、ポイントは稽古の中身。特に“ラスト1ハロンの違い”に注目してください。

BEFORE (前走:皐月賞3着)
1週前 栗東ウッド(良)
80.3 65.1 50.8 36.2 22.7 11.5 一杯
AFTER (今回:日本ダービーの中間調整)
1週前 栗東ウッド(良)
81.0 65.6 50.7 35.9 22.3 11.0 一杯

皐月賞時の1週前追いは今回と同じく3頭併せ馬。ところが約2~3馬身追走していたとはいえ格下の調教パートナー2頭に追いつけず、約1馬身半~2馬身半も遅れていたのをご存知でしょうか?

しかし、ダービー1週前追いでは終いの伸びが一変。ラスト1ハロン11秒0と極限レベルの末脚を繰り出し、並ぶ間もなく僚馬2頭を約4馬身置き去りにしてみせました。

さらに前走時の調教パートナーはどちらも条件クラスの格下馬だったのに対し、今回はレパードS2着タイセイドレフォン、シンザン記念2着ソリタリオと重賞で好走歴がある古馬を圧倒。皐月賞より中身の濃い調整を施されているのは見逃せません。

調教の動きから重馬場の皐月賞で好走した疲れは感じられず、評価を下げたダービーで巻き返しに警戒してください!

他にもいます!1週前の栗東ウッドでオークスを6馬身差で圧勝したリバティアイランド(10秒8)、ファントムシーフ(11秒0)に続く「ラスト1ハロン11秒1」をマークした調教ビフォーアフター馬を、28(日)午前配信のメルマガで限定公開します。

該当馬は人気薄が予想されるだけに、ご登録のメールアドレスから是非チェックしてください⇒メール設定の確認はコチラ