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機密データファイル

馬券に役立つデータをスゴ腕競馬ラボ研究員が精査。あなたが選ぶ本命馬はこのデータをかいくぐれるか?

【阪神JF】前走、○○競馬場に出走した馬が…!?

過去10年攻略データ

1949年に関西所属の3歳(現2歳)王者決定戦となる阪神3歳Sとして創設。91年に牡馬・牝馬のチャンピオンを明確にすべく牝馬限定戦に変更、阪神3歳牝馬Sとなり、2001年の馬齢表記変更により現在の『阪神ジュベナイルフィリーズ』となった。来春の桜花賞と同じ舞台で、昨年の1~3着馬は今年のクラシックでも好走。過去の勝ち馬を見ても、まさに名牝の登竜門といえる。今年はどの馬が名牝への第一歩を踏み出すのか?データから導き出したい。

注目ローテは重賞2レース!

[前走レース]好走馬の前走ローテは様々で、勝ち馬に至っては過去10年、複数の勝利を挙げているレースがない。その中で注目したいのはアルテミスSと京王杯2歳S。アルテミスSは歴史の浅い重賞だが、3年連続で馬券絡みを果たして連対率40%、複勝率50%のハイアベレージ。京王杯2歳Sは勝ち馬こそ出ていないが、7頭が出走して2着1回、3着2回と高いアベレージを叩き出している。また、このレースに限らず、前走で東京コースを使った馬が近年は好走傾向にある。

前走レース別成績
レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
アルテミスS1-3-1-510.0%40.0%50.0%
ファンタジーS1-2-3-372.3%7.0%14.0%
新馬1-1-0-810.0%20.0%20.0%
赤松賞1-1-0-711.1%22.2%22.2%
札幌2歳S 1-0-0-233.3%33.3%33.3%
黄菊賞1-0-0-325.0%25.0%25.0%
デ杯2歳S1-0-0-325.0%25.0%25.0%
未勝利・牝1-0-0-712.5%12.5%12.5%
からまつ賞1-0-0-150.0%50.0%50.0%
アイビーS1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
京王杯2歳S0-1-2-50.0%12.5%37.5%
新潟2歳S0-1-0-30.0%25.0%25.0%
りんどう賞0-1-0-30.0%25.0%25.0%
新馬・牝0-0-2-40.0%0.0%33.3%
サフラン賞0-0-1-40.0%0.0%20.0%
芙蓉S0-0-1-10.0%0.0%50.0%

前走着順別成績
前走着順 着別度数
前走1着7-6-5-77
前走2着3-2-3-13
前走3着0-1-1-6
前走4着0-0-1-11
前走5着0-1-0-9
前走6~9着0-0-0-20
前走10着~0-0-0-14

過去10年注目データ

[前走着順]前走からの勢いは非常に重要で、過去10年、勝ち馬は全て前走で連対を果たしている。そして、2着馬、3着馬も9頭が前走3着以内。前走5着以下から馬券に絡んだ馬は過去10年で1頭もいない。馬券的な妙味は前走2着馬で、出走頭数の違いがあるとはいえ、高いアベレージをマークしている。

[枠順]コース改修前はポケットからのスタートで外枠が圧倒的に不利なコースだったが、現在は有利、不利の少ないフラットなコースとなっている。枠番別で見ると1枠と7枠が3勝、8枠が2勝と勝ち馬の数に少し偏りがあるものの、いずれの枠も2回以上の馬券絡みがある。
馬番別では「3」「5」「12」「14」「17」が馬券絡みなし。過去10年全て18頭フルゲートで行われているが、大外の「18」は4度の馬券絡みがあって、「11」と並んで最も複勝率が高い。

[脚質]2006年のコース改修で直線が長い外回りコースとなったことで、逃げ・先行馬はやや苦戦。過去10年、4角先頭で押し切ったのは15年のメジャーエンブレム1頭で、2~5番手の好位に付けた馬も勝ったのは昨年のソウルスターリングのみ。相当な能力がないと押し切りは難しい。
一方で幅を利かせているのが差し馬で、4角10番手以下のポジションからでも5頭が差し切りを決めている。

5番人気に要注意

不確定要素の多い2歳牝馬の一戦だが、ここ2年はソウルスターリング、メジャーエンブレムと1番人気の関東馬がしっかりと人気に応えている。1番人気で馬券圏外に去った4頭のうち、2頭は単勝オッズが3倍以上で、残る2頭はともに2.9倍。1番人気でも、より高い支持を集めている馬は信頼度も高い。
過去10年で6番人気以下の勝利はなく、アベレージはグンと下がる。2ケタ人気の馬で複勝圏内に入ったのは12年2着クロフネサプライズと同年3着レッドセシリア、そして15年3着ウインファビラスの3頭。力関係がハッキリしない2歳戦とはいえ、ここまでの人気薄は割引。偶然かもしれないが、5番人気が3勝しているのには注意を払いたい。

人気順別成績
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気4-1-1-440.0%50.0%70.0%
2番人気1-2-1-610.0%10.0%20.0%
3番人気1-1-2-610.0%30.0%40.0%
4番人気1-1-2-610.0%10.0%10.0%
5番人気3-1-0-60.0%20.0%30.0%
6~9番人気0-2-3-355.0%17.5%22.5%
10番人気~0-2-1-871.5%1.5%5.9%

プラスαデータ

東の風が吹き荒れる!

東で行われるG1レースでも『西高東低』が多い中、このレースはアウェイにもかかわらず関東馬が強く、関西馬124頭に対して、56頭の出走(4-5-5-42)でこの好成績。目下3連勝中で、2008年以降、全ての年で馬券絡みを果たし、勝率、連対率、複勝率いずれも関東馬が大きく上回っている。
ジョッキーも美浦所属が健闘していて、勝鞍は3勝だが、2~3着は互角。勝率、連対率、複勝率いずれも関西所属のジョッキーを上回っている。

[キャリア]2歳戦と言えども、G1となれば相応のキャリアが必要となるイメージだが、過去10年の勝ち馬は全てキャリア3戦以内。2~3着もともに9頭がキャリア4戦以内で、経験よりも恵まれた素質とフレッシュさが重要。キャリア1戦の馬も能力があれば、キャリアを凌駕することが出来る。

[乗り替わり]過去10年、乗り替わりの馬が勝ったのは2013年レッドリヴェールのみ。ただし、2着6回、3着5回と馬券絡みは多く、昨年は2着リスグラシュー、3着レーヌミノルともに乗り替わりのジョッキーで上位入線を果たした。
ちなみに乗り替わりとなるジョッキーは、意外にも外国人騎手が不振。馬券絡みは10年3着のライステラス(M.デムーロ騎手)1頭のみとなっている。

[当該コースの騎手成績]2012年以降、阪神芝1600mで勝鞍を挙げているベスト3が浜中騎手(30勝)、川田騎手(26勝)、福永騎手(20勝)。特に浜中騎手の相性の良さが光り、回収率は単複ともにプラスとなっている。その浜中騎手を超えるアベレージを誇るのが19勝のM.デムーロ騎手。人気馬の騎乗が多いため、回収率は浜中騎手に及ばないが、それでも単勝回収率は100%にのぼる。

[馬体重]近年は馬格に恵まれた馬も増えているが、成長途上の2歳、それも牝馬の戦いとあって、440~480キロが好走ゾーンとなっており、410キロ台の馬も2勝している。過去10年の傾向からは480キロを超えると少し割引だが、さほど神経質になる必要もないだろう。

[種牡馬]過去10年で複数の勝鞍を挙げている種牡馬はディープインパクトの2勝。出走頭数も非常に多いのかと思いきや、意外とそうでもなく11頭の参戦で(2-1-1-7)という成績。昨年は出走馬がいなかった。13年のハープスター(2着)、14年のショウナンアデラ(1着)はともに出走1頭だった。ここ2年はダイワメジャー産駒が上位に入っているが、出走頭数も多く、アベレージはひと息。今年の登録馬の中では、勝ち馬こそ出ていないが、ハーツクライ、ヴィクトワールピサが複数の馬を複勝圏内に送り込んでいる。

データの決断

近2年の勝ち馬はともに翌年もG1を勝利。無敗馬も複数いて、非常に楽しみな一戦だが、今年は牡馬相手に札幌2歳Sを快勝。デビュー戦では上がり3F32.5秒の非凡な瞬発力を見せているロックディスタウンをピックアップしたい。新潟で新馬戦を勝ち、新潟2歳Sではなく札幌へ転戦する珍しいローテーションで長距離輸送も経験済み。手綱をとるC.ルメール騎手はこのレースを目下2連覇しており、勝ち方を熟知しているのも強味だ。

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