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坂路王

機械による正確な計測によって、極めてフェアな能力、状態比較ができる坂路調教。追い切り時の馬場状態と、各馬のデータを精査し、馬券になる調教馬を導き出します。

【栗東トレセン直送】今週も好タイムが続出した栗東坂路

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新スタンドの壁のデジタル温度計は、今朝は1℃を表示


寒い朝である。新スタンドの壁にデジタルで時計と温度が判る様になっている。そこが1℃と、最近では一番低い数字を現している。その数字を見るだけで、思わず寒さがブルルと来る気持ちになってしまう。天気予報どおり、亀虫のお告げのとおり今年の冬は早くも厳しい寒さを持ってきているようである。


監視小屋へ入るといつもだとちっとも温かくないのに、今朝はホッコリする温かさである。どうやら念願だった天井の空調の修理をしてくれたようである。隙間風は仕方ないが、根本の温度調整機能が回復したのである。

須貝師は相変わらず半袖でいる。寒さが気にならないのだろうか。矢作師が久しぶりに顔を出しており、角居師もいた。入って来た音無師にが『あれッ?、香港は?』と言われる。遠征中のキセキが、皮膚病が発生とかで隔離されているの報を見た。この原稿を書いている時には、他の日本馬と同じ時間帯の稽古を再開したとあった。どうやら出走には影響なさそうである。友道師も入ってきて、今朝の坂路も始まった。

梅田厩舎のマイネルラックが51.6で、森厩舎の2歳馬、ニシノトランザムが51.3で駆け抜ける。次いで森厩舎のキャプテンシップが49.1-36.9の好タイムで通過。さすがに上がり1Fは13.3とやや遅めは仕方あるまい。だが今朝も坂路は絶好な状態でありそうだ。

平田厩舎のハローマイディアが50.9で通過して行った。
音無厩舎の併せ馬で、モズスーパーフレアレッドラウダ。松若騎手の騎乗したモズスーパーフレアが馬なりで52.1で2Fも24.1で最後も12.2と、切れあるいい動きであった。

モズスーパーフレアー

モズスーパーフレア、切れある動きで52秒1~12秒2

ミッキーロケットには和田騎手が跨りレコンダイトとの併せ馬だったが、そう時計は速くはなかった。

宮本厩舎のキョウヘイが51.8。飯田祐厩舎の2歳馬のメイショウコゴミが50.6-37.0で過ぎ去って行った。
福永騎手が、藤原英厩舎のエンパイアブルーで52.9ながら24.9で、何もせずにゴール板を過ぎて行った。思わず◎をつけておく。
松田国厩舎の併せ馬で、横山典騎手がハギノハイブリッドに乗って軽快に先着して行った。すっかり栗東で違和感なく姿を見れている。

どうやら今朝の坂路もかなりの好時計が続出な様である。軒並み好時計が出る時こそ動きを見れるといいのである。先週日曜に使ったばかりのケイティブレイブが元気一杯に坂路を駆けあがってきていた。東京大賞典へ行くのだろう。

坂路も1時間ばかりお邪魔しスタンドへやって来た。その移動中の実に寒いこと。2階の調教室で取材する。
先ほど、坂路を下りて来る時に角馬場に須貝厩舎の馬が周回していた。シュウジに横山典騎手が跨った。それらの動きを新スタンド調教師室の坂路モニターで見た。併せ馬の予定で入ってきたのだろうがそれは最初だけで、後はほぼ単走となっていた。51.1-36.5-25.0-13.1と、道中で11秒台のラップ。だが横山典騎手の手は最後まで動かずじまいで、持ったままで入っていた。
Eコースに角居勢の2頭が出てきた。そのうちの1頭のゼッケンにシャケトラと書いてある。今週から重賞勝ち馬のゼッケンには、馬名がカタカナで書いてある。気がつくと馬場を2周していた。どうやら有馬記念へと行くのだろう。

そろそろ後半のハローが始まる頃合い。馬場内の角馬場をみると、安田厩舎のダノンスマッシュが周回している。朝日杯FS、出走予定馬ゼッケン8番をつけているダノンスマッシュだ。その奥に、本田厩舎のG1優勝馬ゼッケンを着けているレーヌミノルもいた。
新スタンドのの右端から僅かに見えるEコース外の角馬場、そこで大勢の馬がダクを踏んで馬場開放を待っているのだが、その馬の中に阪神JF出走の18番がいた。高橋忠厩舎のラスエモーショネスである。

ダノンスマッシュが出てきた。どうやら併せ馬で行く様だ。鞍上がジョッキーだが、誰なのか判らない。最初の入りは15.2と遅めだったが、次のハロン棒を過ぎてからけっこうな速さとなる。その先もスピードを緩めず直線に入ってきた。
他厩舎なのか一緒に5頭ぐらいが重なってしまうが、ダノンスマッシュは見逃さない。直線1ハロンを過ぎても鞍上の手は動かず。ゴール板を過ぎて行ったが、馬なりのいい動きであった。

ダノンスマッシュ

ダノンスマッシュ、CWを持ったままで6F78秒~12秒2

ゴール前で鞍上が福永騎手と判る。計測してビックリ、6F78秒台で、上がりも秀逸だ。競馬の週刊誌では鞍上欄が〇〇となって福永騎手は違う馬の鞍上となっていたが、誰が見てもこちらに乗るのだろうと思える。インパクトのある動きで当然に◎をつけておく。

9時57分にレーヌミノルが出てきた。10時ジャストに右奥の角馬場にG1ゼッケンの友道厩舎の馬が登場。と言うことは、シュヴァルグランであろうと判る。

ほとんど時を同じくして、目の前に漆黒の馬体のキタサンブラックが入ってきた。キャンターに移りしなには思いっきりツル首になって、《あ~あ、気負っているな~》と判るもの。だが向こう正面、3コーナーを過ぎてやっと落ち着きだして行った。
その間にレーヌミノルが追い切って、直線へと入ってきていた。サーッとやって行った。この馬も、次週の阪神カップへ行くのだろう。

今度は朝日杯FSゼッケン1番、アイアンクローが出て行った。6Fのハロン棒をかなりのスピードで行く馬がいる。どうやらあれがアイアンクローの様である。単走なのに抑えるのに苦労しているのか、かなり速い。案の定、直線へ入ってきた時にはかなり遅くなっている。最後の1ハロンを13.8で計測したが、もっとかかっている印象だった。あまりいい動きとは言えない。

今度は阪神騎手F予定の18番、ラスエモーショネスが外でかなり一杯の手応え、内はララベスラーナでこちらは持ったまま。これには加藤祥騎手が乗っていたが、外のラスエモーショネスの鞍上が見にくい。どうも幸騎手に見えるのだが、判明しない。向こう正面でそのまま地下へと降りて行った。

この馬で10時を10分過ぎぐらい。もう4時間も過ぎた、寒さで体もかなりコチコチになってきた。ここらで今朝はエンドとする。
階段を下りて旧スタンドを通り抜けて、そして駐車スペースに向かう。チラリと新スタンドを振り返ると、温度はまだ4度と暖かくなっていない。今年は寒いんだ~と、変な関心をしながらボロ車へと向かうのでありました…。


※CWの参考時計です。
場所 タイム
CW 内:ダノンスマッシュ
78.9-63.8-49.8-35.9-11.1(馬なり)
外:オメガラヴィサン(馬なり)
※外が1.9秒先行して1馬身遅れ
CW アイアンクロー
83.2-67.1-54.7-41.0-13.8(一杯)
CW 内:ララベスラーナ(馬なり)
外:ラスエモーショネス
50.8-37.8-12.0(一杯)
CW レーヌミノル
86.5-70.2-54.5-39.7-12.1(馬なり)

※解説
今朝の坂路も好タイム続出であった。49.1を朝の早い時間にキャプテンシップが出した。中山のカペラSへ出走予定である。3年前に49.9を出しているが、今回で自己更新をした。
50秒台を6頭が出したが、ほぼ朝一番に集中していた。先週に引き続き走りやすく時計の出やすいコンディションなのかと思える。
やはり上がり1Fが13秒台の馬は、あまりいいとは思えない。一杯では心許ないタイムかと思える。


以上、サカミチ君でした…。

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