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夏が来た。暑い夏が来た!蝉もまだしぐれとは行かぬまでも、啼き声が聞こえだした。あの忌まわしい大雨、西日本にかなりの爪痕を残して行ったが、その後には灼熱の太陽である。これが日本の本来の夏。祇園祭りの鉾造りも終わりいよいよ真夏へと突入である。

競馬サークルでの夏の最大のイベントであるセレクトセールも佳境だった様子、いっぱいの夢を造ったはずである。ロマンと夢が競馬の最大のテーマである。夢がお金で買えてしまう時代でもあるのか。ただその夢の結末は誰も知らない。神のみぞが知る。
その最大の拠点、栗東トレーニングセンターを今朝も歩きました…。

サッカーの試合も途中で移動せねばならない。日本を破った世界3位のベルギーに、若い力のエムバペを要するフランス。共にFIFAの世界ランキング1位を経験したことのある国どうしの準決勝最初の試合であるが、さすがに水曜朝はTVにかじりついて見ている訳にはいかない。そして今は坂路監視小屋。延長の6分に入ったと、監視小屋の小さなTVが告げている。


音無師、牧場関係者、そして高柳大師と入ってきた。席に着いての最初の話は、当然に昨日まであったセレクトセール・2018である。今年も大盛況で、売り上げを更新した模様である。新しいオーナーの誕生もあったようで、話題には事欠かない。

そして当然に昨日の帰りの便の話題ともなる。中京競馬開催で名古屋セントレア空港から北海道入りしている調教師が多くて帰りも車が待つそこへ帰るのだが、ある調教師は予定していた便が欠航となって、新潟廻りから名古屋セントレアと大回りをして帰ってきたとか…、そんな人もいるらしい。やっぱり日本は縦長、一日で移動するにはいろいろは事がある様だ。

今日はカメラマンも誰一人いない。窓から見えるスタンド側の視界が広がり良く見える。先にコースの方が開いて、5分ぐらいのタイムラグがあってこちらとなる。…

今日はカメラマンも誰一人いない。窓から見えるスタンド側の視界が広がり良く見える。先にコースの方が開いて、5分ぐらいのタイムラグがあってこちらとなる。
双眼鏡でスタンド側を観る。キャンターで向こう正面に来た馬に、どうやら福永騎手が乗っている様子だ。古馬の様だが、ゼッケンまでは見えない。

こちらの坂路も始まって、すでにゴール寸前まで来ている。今朝も西村厩舎が一番乗りで、ソーディヴァインから始まった。上がりが24.4-12.2と切れのある動きでゴールした。
続々とゴールを通過して行く。速い馬をメモる。笹田厩舎のナディアが51.5。西村厩舎のタイセイプライドは51.8-36.6-24.2-12.3と、けっこうなタイムで通過。

池江厩舎のスマートオーディンが、前走の反動もなく52.2ながら38.1-24.2-12.1と軽快な足取りで過ぎ去った。安田厩舎、スマートシャヒーンが51.3で、山内厩舎の2歳馬、テイエムアイガテが51.7で。
その後も平田厩舎、スターカットダイヤが51.9で高柳大厩舎のワンダープレジールが51.9と、続々と好タイムが続く。

やっぱり先ほどのCWの馬は、福永騎手が乗るカゼノコだった。52.8-38.4-25.0-12.4で、楽な手応えで通過する。日曜のメイン出走だ。
ロンドンタウンが、53.5と時計を出した。どこへ使うのであろうか。札幌のエルムSでも使ってから、9月のコリアカップの連覇へと動くのであろうか。いろんな馬の動向を考えるのも楽しい。

5時10分も過ぎると、さすがにそう速い馬は来ない。そんな中でクリノシャンボールが51.3-37.6ながら、最後の1Fは13.0で通過して行った。
そのちょっと後に、スタート地点で勢いをつけて坂路へ入ってくる馬が鞍上を落としてしまった。そのまま背中に誰も乗せないでこちらへ向かう。湯窪厩舎のクリノヴィグラスで、50.0をマーク。だがこれは裸馬での時計。背中に50キロ前後の屋根がいないだけでも、かなりの違いであろう。後で数字だけ見て速いなと感じるのと、実際にその場面を最初から観ているとちゃんと判るもの。何事もこの眼で見るに越したことはない。

頑張って1時間近く粘って監視小屋を出る。外はもう灼熱の暑さ。坂を下りていくと、角馬場に須貝厩舎の馬が数頭周回。ベンチ横にはMデムーロ騎手と福永騎手がスタンバイしていた。ハローの後に追い切る様だ。

6時41分。目の前をマカヒキが悠々と通過していく。近々、函館に入厩し、札幌記念へ輸送して使うそうだ。着々と大物も動き出している。

6時50分に、藤原英厩舎の馬に見習い騎手が乗って芝を通過。ゼッケンを確認すると、ガリバルディだった。と言うことは、あの鞍上は岩田騎手の息子と言う事かと。関屋記念を予定しているのだろうか。関屋記念と言えば、やっと血が騒ぎだしたのか、エイシンティンクルの距離短縮での連勝。切れが出てきて、差す脚も見せて勝負強くなってきた。ここらも楽しい。

7時ジャスト。トンネルから出てきた馬に、Mデムーロ騎手が乗る馬がいた。友道厩舎のアドマイヤデジタルの追い切りだった様子。コースかと思いきや、坂路で52.7-38.9-25.6-12.7のタイム。ルメール騎手からデムーロ騎手へのバトンタッチ。おそらく1番人気で楽勝のケースなのだろうとメモっておく。

スタンドの調教師席をウロウロしても、監視小屋と一緒でかなり調教師が少ない。セレクトセールから、そのまま北海道に滞在している人が多いのかと思える。報道関係の方が圧倒的に多い。

後半のハローが明けて坂路、そしてCWと開いた。浜中騎手が乗る2歳が、古馬と併せ馬で行きだす。追いかけてみる。先に行った浜中騎手が直線でも古馬と五分に入ったが、手応えが違った。浜中騎手が乗るのはマイサンシャインで、ゴールドアリュールの子供だ。手応えの良かったのはオールマンリバーで、当然と言えば当然か。これも日曜の名鉄杯を予定の馬だ。

夏が本番を迎える栗東の朝、まだまだ調教は続きます…。


※コースの参考時計です

場所 タイム
ガリバルディ
63.6-49.5-36.1-11.6(馬なり)
CW 内:マイサンシャイン
83.1-67.6-52.2-38.1-12.0(一杯)
外:オールマンリバー(馬なり)
※内が0.5秒先行してクビ遅れ

※解説
坂路に入った馬は、先週とほぼ同じぐらいの馬数である。先週は49秒台をマークした馬がいたが、今朝は正式にはケンデスティニーが50.9の時計を朝一番に出しただけ。ただ11秒台の1Fの馬が5頭と先週と同じ。馬場は乾いて走りやすかったと思える。
暑さ対策で、そこまでめいっぱいにやらないのかと思える。涼しい朝一番に集中するのも、その傾向にあるため。時計よりも動きに注目は毎度のことだ。


以上、サカミチ君でした。