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135年もの気象記録があるなかで、初めての12月の真夏日だそうである。それもちょっとやそっとの暑さではない。関西でも25度が記録された火曜日、半袖で過ごした人もいるとかである。
いよいよ地球温暖化が身近に迫ってきているのを感じる。天地異変が近いのかも知れない。緊急避難グッズを取り揃えているが、そんな暇もないぐらいのこの世の終わりが近づいているのかも知れない。どうせならもっとやりたいことをやっておけば良かった、と思う日が来るのだろうか……。

スタンド横のデジタル数字が、13度を示している。昨日の日中ほどではないにしろ、この数字がこの季節である。寒いよりは嬉しいが戸惑いもある。…

スタンド横のデジタル数字が、13度を示している。昨日の日中ほどではないにしろ、この数字がこの季節である。寒いよりは嬉しいが戸惑いもある。
車を降りて緩やかな坂を上っていくが、厩舎の駐車スペースの周りの紅葉がすごい。紅葉の小さい葉っぱが地面を覆いつくしている。
そんな風情を感じながら、角馬場の横を通って監視小屋へとあがる。香港遠征であまり調教師はいないかも知れない。だが何か面白い話が落ちているかも知れないと。

矢作師に友道師は、ついぞ見れなかった。音無師に須貝師、そして常連になりつつある高柳大師に森田師、それぐらいの顔しか確認できなかった。
見下ろす角馬場には、和田騎手の元気な姿が。高柳大厩舎のファインスティールに跨っている。岩田騎手は大久保龍厩舎のブラックフェアリーの背にいた。ともに新馬である。
福永騎手は藤原英厩舎のディメンシオン である。馬道を友道厩舎のG1出走ゼッケンを着けた馬が通過。確認をすると、アドマイヤマーズレッドアネモスである。友道厩舎が毎週、話題になる馬を送り出しているのが判る。

坂路が開く。2頭目の馬が通過して、その時計に驚く。ダノンケンリュウで、49.8-37.1-24.9-13.1の50秒割れをいきなり出す。高柳大厩舎で、小屋の人達に冷やかされる。続々と通過して行く馬の時計が、今朝はかなり速い。オオオヤブンが51.0で、スマートレイチェルが、上がり2Fを24.4-11.8の切れで通過。
『オオッ!』とどよめきが走る。ファンタジストが、49.5-36.5-24.1-計不だった。アドマイヤナイトとの併せ馬だった様子だが、時計が違い過ぎていた。

ファンタジスト

1F計時不能も、坂路で49秒5の快時計をマークしたファンタジスト

2歳のオープン馬メイショウショウブが、24.1-11.9とこれまた切れあるタイムを残していく。
昆厩舎の併せ馬が通過。マイスタイルに乗っていたのが田中勝騎手と気がつく。栗東で見たことがない。併せた相手のヒルノデイバローに軽く先着して行った。
その後に宮本厩舎のヌーディーカラーが、50.0-37.1-24.6-12.9で通過。川田騎手がステッキを入れて追ったベルーガが、54.7-39.0-24.7-11.8。数字のイメージは速いが、手応えはあまり良く見えず。と、メモっておく。

音無厩舎の併せ馬が来たが、『これらのクチは時計がでない馬』とさりげない。その師が『今朝、松若はいないんだ。美浦で追い切りを乗せて貰っている』と。調べると青木厩舎のウインゼノビアの稽古に駆けつけているようだ。

美浦と言えば、今週から新たな外国人ジョッキーが来日。オイシン・マーフィーなる若手が来るらしい。それもすぐにネットで検索。ドバイターフで、ベンバルトルで勝った23歳だ。イギリスで88勝を挙げ3位。今年のG1は7勝を挙げているとある。15日から年末であり、来年もいるらしいとのことだ。毎週、毎週、外国人ジョッキーの押し寄せてくる波がまだまだ続きそうである。

今年と違って、来年からいろいろと変わる。夏で3歳未勝利戦がなくなるから早めにどんどんと使っていかなくては~とかの対策とか、いろんな話を耳にした。厩舎側もその対応に大変な模様である。
そんな坂路もハローが入る少し前に切り上げて、スタンドへと移動をする。

後半が始まる少し前、馬場外の角馬場に真っ白い馬を発見。大久保龍厩舎の一団だから、スマートレイアーだと判る。どうやら今年の暮れの東京大賞典で、初ダートの戦いをするらしい。
9時23分に、CWをスワーヴリチャードが駆けていった。有馬へ向けて動きだしている様だ。

スワーヴリチャード

有馬記念に向けてCWで順調に調整されるスワーヴリチャード

広場をC.デムーロ騎手が歩いていた。トンネルへと向かっているのは馬場内の角馬場へと行くのだろう。
その馬場内の角馬場で、G1ゼッケン着用の池江厩舎の馬を発見。しっかりと確かめると、サトノダイヤモンドらしい。

9時30分には数頭で駆けている中竹B厩舎の馬のなかに、サートゥルナーリアを見つけた。シーザリオの子供らしい首さしのラインである。
先ほどのC.デムーロ騎手が、手前の角馬場で安田隆厩舎のケイデンスコールに乗っているのを発見。ハローの車がCWへと入って、ユックリと掃除をし始めた。

CW再開である。続々と入ってきては追い切る。向こう正面からも出てきた馬が、すでに3コーナーを廻っている。あの組を追いかけたり、この組の時計を測ったりしているうちに、ケイデンスコールが追い切った様である。向こう正面からトンネルへと下りる姿を見て判った。残念である。

9時53分。手前の角馬場に友道厩舎が数頭いる。G1ゼッケンだけに、しっかりと双眼鏡をクリアにして確認をとる。ジュンヴァルカンだった。さすがにまだ有馬記念のために追い切る馬はいない模様だ。少なくとも今朝はこの眼で見ていない。
ふと広場を見ると、M.デムーロ騎手がどこかで追い切ったのか、歩いてスタンドへと向かう姿を発見。先週にG1を勝ったのに、もうひとつ体から喜びが見られない。まだまだ満足できるものでないのだろう。

※解説
先週の水曜に比べて、100頭近く減った坂路である。火曜の夜の雷雨が影響あったとは思えない。道路とか、あまり雨による水分を感じるほどでなかった。
実際にも坂路は時計が出やすかったかと思える。49秒台が2頭、50秒台が4頭と前半から飛ばして終いも悪くない馬がいたり、上がりの2Fの23秒台や1F11秒台と、切れある数字を残す馬も多くみかけた。
ハッキリと先週よりはチップがこなれてきて走りやすいのかと思える。今朝の坂路で時計の出ない馬は、ちと苦しいかと判断していいだろうと思えます。


以上、サカミチ君でした…。