特選・坂路王

  • 中山11R スプリンターズS(G1、芝1200m)
  • リナーテ
  • (牝5、栗東・須貝尚厩舎)
  • 9/12 栗東 49.0-36.7-24.4-12.5(強め)

先々週木曜の追い切りで、栗東坂路1番時計をマークし自己ベストを更新。ブランノワール(古馬2勝)強めを3馬身追走~併入

今週はいよいよ秋のG1第一弾スプリンターズSが行われる。スプリント王の覇権を懸け名うての快速自慢たちが鎬を削るレースだけに、毎年坂路で快時計を叩き出し絶好の動きを見せる韋駄天が多く出現する。今年も例にもれず素晴らしい動きを見せる好調馬たちがひしめいており、その激突が実に楽しみだ。そんな好調馬たちの中から、ここでは5歳牝馬リナーテに白羽の矢を立ててみる。

通常、当コーナーの「特選坂路王」はレース当週または1週前追い切りで「坂路ベスト10」にランクインした馬の中から選出しているのだが、本馬は先週も今週もランク外だった。だが2週前の追い切りで余力残しで49秒0の1番時計の自己ベストをマークし、攻め駆けするブランノワールを圧倒する抜群の走りを見せている。この時計は、ここ半年間の栗東坂路の水・木曜追い切りで最速。1週前と今週の時計が特筆するほど速いものではなかったのは、2週前に快時計が出たことによって陣営が控えたためだ。

これまでの自己ベスト49秒3を一杯に追われてマークしたのは今春の京王杯スプリングCの2週前追い切りだったが、レースでは3ヵ月の休み明けながらタワーオブロンドンに食い下がり、レコード決着の0秒1差2着と攻めの良さを見事に実戦に結び付けた。今回は更に速い時計を余力残しでマークしており動き絶好、態勢は整っている。

上記のことから、イレギュラーではあるがこの度本馬を選出する向きとなった。ここも攻めの良さを実戦に結び付けての渾身の走りを期待したい。

坂路セレクション

今週水曜の追い切りで、力強い動きで栗東坂路7番時計の自己ベストタイをマーク。5月の京都戦後に放牧に出たが休養効果が大きく、脚元が良化。いきなりから能力を発揮できる好状態でリスタートする。

57キロのハンデが鍵となるが、2走前に現級で0秒1差2着と既に結果を出している。またこれまで3度二桁着順があるが、それは重賞2戦と久々で馬体重22キロ増と敗因は明白で、それ以外の13戦は全て掲示板内。ここも安定した走りを見せてくれることだろう。

  • 中山11R スプリンターズS(G1、芝1200m)
  • モズスーパーフレア
  • (牝4、栗東・音無厩舎)
  • 9/19 栗東 49.7-36.6-24.6-12.8(一杯)

※インディチャンプ(古オープン)馬なりを3.1/2馬身追走~3馬身先着

2週前の追い切りで一杯に追われるクリソベリル(古オープン)を馬なりで圧倒し、先週はインディチャンプを追走して先着。久々で26キロ増だった前走を叩かれて、順当に良化してきた。

かつては併せ馬で追い切ることが比較的多かったが、昨秋以降の近5走は、併せ馬は行っても1度のみにとどまっていた。しかし今回は2週前と1週前、2週連続で併せ馬を敢行。大一番に向けての陣営のモチベーションの高さも感じられる。

そして叩き出した時計は先週力強い動きで49秒7、今週の最終追い切りでも余力残しの単走で1F11秒7。仕上がり状態に不足なく得意の中山芝1200m、前走以上に走ってくる公算は大きい。