特選・坂路王

  • 中京11R チャンピオンズC(G1)(ダ1800m)
  • ゴールドドリーム
  • (牡6、栗東・平田厩舎)
  • 11/27栗東 50.9-37.1-23.3-12.3(馬なり)

水曜の追い切りで、栗東坂路4番時計をマーク。

当レースを快勝してから早2年の月日が流れたが、戦績を紐解けば、2年前にここを勝つ以前に比べると走りに格段と安定感を増していることが見て取れる。昨年のフェブラリーSから前走までG1とJpn1ばかり8戦し2,1,1,2,2,2,1,3着、特に近7走は全てルメール騎手が手綱を取っていることは特筆ものだ。実力馬と名手の絶妙なマッチングが高いレベルで好調を維持しており、この好結果を導き出しているのだろう。

今回もルメール騎手の継続だけに、ただでさえ安定した走りが期待できそうだが、さらにはここに来て調教内容を変えてきたことにも大いに着目できる。

一昨年の当レースから前走までは、追い切りで必ずプール調教が施されてきたのだが、今回は一度も取り入れることなく仕上げてきた。先週のCWでの追い切りで6F81秒1~1F11秒8でケイアイノーテックを圧倒し、今週は坂路を馬なりで50秒9~1F12秒3。隙の無い絶好の状態に仕上がったこの状況を考えれば、もはやプール調教を施す必要なしと陣営が判断しての調教過程だったと考えるのは、穿った見方だろうか。

これまでと異なる調教過程で仕上がった実力馬が、名手の継続騎乗で力を示す。

坂路セレクション

  • 阪神11R 逆瀬川S(芝外1800m)
  • レッドガラン
  • (牡4、栗東・安田隆厩舎)
  • 11/27栗東 52.3-37.9-24.4-12.0(強め)

※テンピン(新馬)一杯を3.1/2馬身追走~2馬身先着

先週木曜の1週前追い切りでテンも終いも速い時計で僚馬を追走して突き放し、今週の坂路での最終追い切りでは、余力残しで加速ラップを刻んでラストまでシャープに伸びた。

前走は1番人気に支持を受けながらも7着に敗れたが馬体重12キロ増、そして手綱を取った鞍上は「暑さが堪えた」と敗因を振り返っている。また7着と言っても着差は僅か0秒3、敗因が明確であるならば力負けだとは言い難く、立て直せば現級で好勝負になっていい。

コースでも坂路でも終い確かな元気一杯の走りを見せており、今回は前走時以上の好状態にある。ここは巻き返す。

  • 中山9R 南総S(芝1200m)
  • エンゲルヘン
  • (牝5、栗東・五十嵐厩舎)
  • 11/20栗東 48.9-35.4-24.0-12.7(一杯)

2番時計が50秒0だった先週の栗東坂路で、自己ベストを1秒4も短縮し、48秒9の抜けた1番時計をマーク。そして今週は馬なりで1F11秒9と切れに切れた。日曜のレース出走馬で1F11秒台は2頭だけ、そして馬なりだったのは本馬のみだった。他にも2週前には馬なりで50秒6をマークと、久々でも絶好時計を連発している。

このように動きの良さが際立っているが、これまで4度の休み明けは2着,1着,5着,2着。5着は不得手な重馬場で3着との差は僅か0秒2、休み明けはマイナス材料にはならず、むしろ狙い目と考える。