特選・坂路王

水曜の最終追い切りで、栗東坂路10番時計をマーク。

春の金鯱賞を快勝後放牧に出て、ノーザンファームしがらきから5月22日に帰厩。その後5月31日から入念に乗り込まれ、今週坂路での最終追い切りでテンも終いも速い好時計を楽にマークし、万全の態勢で大一番に臨む。

中間からの追い切りで特筆すべきは、先週のCWでの1週前追い切り。ルメール騎手が自ら手綱を取り、マークした時計は79.8-64.5-50.1-37.2-11.2(馬なり)。1F11秒2は今年の栗東CWの1F最速、それも終い重点ではなく全体時計も速く、さらには馬なりで楽にマークしたのだから破格の快時計、これは秀逸だ。過去の休み明け4戦全勝の実績が示す通り、今回もいきなりから能力を発揮できる絶好の状態にあると見て取れる。

前走で気性面の成長を見せたことも大きな収穫。そして、引き続き無観客競馬であることも好材料だろう。前代未聞の無観客競馬となった春のG1シリーズの掉尾を飾り、頂点に君臨するのはこの馬か。

坂路セレクション

  • 東京10R 江の島ステークス
  • ゴールドスミス
  • (セ6、美浦・高柳瑞厩舎)
  • 6/17美浦 51.6-38.1-25.0-12.4(馬なり)

ヴェスティード(古馬1勝)強めを4馬身先行~併入

先週水曜の1週前追い切りで、美浦坂路9番時計をマークして自己ベストを更新。

これまでの自己ベストは、前走時の最終追い切りでマークした53.2-38.5-24.3-11.9(強め)。そしてレースでは、攻めの良さを生かして昇級戦ながら0秒1差2着と健闘した。

今回の1週前追い切りで塗り替えた自己ベストは、その前走時にマークしたかつての自己ベストを1秒6も上回る優秀な時計で、しかも馬なりでのもの。動きが良化し、前走時から更に調子を上げていると見て取れる。

前走と同舞台でクラスも2度目、ここも好勝負になる。


  • 阪神11R 宝塚記念(G1)
  • キセキ
  • (牡6、栗東・角居厩舎)
  • 6/24栗東 51.1-37.4-24.8-12.7(強め)

水曜の最終追い切りで、栗東坂路6番時計をマークして自己ベストを更新。

海外遠征時を除き、レース当週の水曜に栗東CW(ウッド)で追い切りその後坂路で金曜または土曜に直前追い切りを行うのが、調教パターンとしてすっかり定着しつつあった。それが今回は最終追い切りを坂路、直前追い切りは行わずと調教パターンを変えてきた。

すると、CWでの1週前追い切りで80.8-64.5-49.4-37.5-11.7(一杯)、そして今週水曜の坂路での最終追い切りで自己ベストと、力強い動きで好時計を連発。最終追い切りで一杯に追われることもこの馬としては珍しく、少なくとも前走時以上、昨年に勝るとも劣らない好状態にあると見て取れる。

好調で臨む得意舞台で、武豊騎手も2度目の騎乗。注目の一戦だ。


  • 函館11R 大沼ステークス
  • ダンツゴウユウ
  • (牡6、栗東・谷厩舎)
  • 6/18栗東 51.2-37.8-25.4-13.0(馬なり)

先週木曜の1週前追い切りで、栗東坂路10番時計をマーク。

これまでの自己ベストは前走の1週前追い切りで一杯に追われてマークした50.6-37.8-25.8-13.4。そして前走の最終追い切りの時計が、51.2-38.2-26.0-13.4(馬なり)。今回の1週前追い切りの時計は前走時の時計と互角以上に評価できるもので、高いレベルで好調を維持していることがうかがえる。

前走もデキは良かったが重賞でさすがに相手が強く、9番人気7着なら悪くはない。函館は初めてでも、それまで実績のなかった休み明けを5馬身差で圧勝したのが、2走前の小回りのダ1700mオープン特別。ここは巻返しが期待できそうだ。