今週から装いも新たにリニューアルした三ツ星穴馬!

記念すべき初陣レースは2025年度の番組大改革により、従来の6月東京から開催3週目に移動。6月15日(日)に行われる宝塚記念の前哨戦として、NHKマイルC前日の土曜に行われるエプソムカップ(G3、東京芝1800m)です。

ここだけの話、三ツ星穴馬は2022~24年と直近3年続けて人気薄をズバリ!特に昨年は2着ニシノスーベニア(9人気)、3着シルトホルン(7人気)と穴馬ダブル推奨で仕留めた相性抜群のレースだけに、開催時期の変更で好走データが使えなくなったのは残念でなりません。

しかし、新・三ツ星穴馬では過去の傾向だけでなく、競馬ラボが誇るプロ研究員が独自の視点で人気薄の激走候補を抽出。新たなアプローチで『新生エプソムC』に潜む妙味ある穴馬を見つけ出します!

本命じゃない。でも、美味い。

エプソムカップ 推奨穴馬


12ディープモンスター

📝 推奨理由

御年7歳にして初となる2000m以下のレースへ出走する見込みの同馬。あえて“見込み”としたのは新馬戦、24年小倉大賞典と過去2度に渡り芝1800m戦に使おうとして、前者は競走除外、後者は出走取消になっているからだ。

3度目の正直となる今回は無事に出走までこぎ着けることができるのか。もしも参戦が叶えば初の芝1800m戦で、これまでと違った姿を見せてくれるのではないか。

同馬の個性をひと言で表すと「ハイペース専用機」。3走前のチャレンジC2着や前走金鯱賞5着のように逃げ先行馬が速い流れで引っ張る形がベストで、逆に2ケタ着順に敗れた前々走のアメリカJCCなど1000m通過60秒0より遅い流れになると、道中で掛かり伸びを欠く傾向がある。

行きたがる気性だけに折り合いが楽になる芝1800m替わりは間違いなくプラスで、2回とも未遂に終わったとはいえ、これまで陣営が距離を詰めなかったのか不思議でならない。条件替わりがハマれば一変の可能性も秘めている。

また同馬は2000年以降、エプソムCで最多となる7回の好走馬を輩出。[2-4-1-9]複勝率43.8%を誇る池江厩舎の管理馬なのも注目だろう。レースの性質を熟知するトレーナーだけに、「三度目の正直」となるここで新境地を開けるか目が離せない。

📌 総評

今年から開催時期が早まったことで、これまでの好走傾向がガラっと変わる可能性あり。過去の定説に縛られず、今回推奨したような個々の馬の状況や適性を見極める視点が重要になりそうです。