紫苑Sのポイント!

ローズSとは違って、一線級の馬の出走は少ない。ただ、17年1着だったディアドラは秋華賞でも勝利しているのは確かだし、16年の2着馬ヴィブロスも本番で勝利するなど、この後に繋がることも珍しくなくなった。昨年1着のノームコアは秋華賞には出走しなかったものの、エリザベス女王杯で5着、今年はヴィクトリアMを勝利している。つまり、現時点では2、3番手扱いの馬でもここで好成績を収めることができれば、今後に繋がる可能性が高くなっているのは間違いないだろう。

近3年の結果をみると、ノーザンF系の馬は、1頭は必ず馬券になっている。逆説的だが、賞金を積ませたい馬がいれば素直に信じるのがいいはずだ。

社台・ノーザン系の好走馬 ※近3年

2016年
1着ビッシュ(ノーザンF)→外厩(ノーザンF天栄とみられる)
2着ヴィブロス(ノーザンF)→外厩(ノーザンFしがらきとみられる)

2017年
1着ディアドラ(ノーザンF) →不明(在厩と思われる)
3着ポールヴァンドル(ノーザンF)→ノーザンF天栄

2018年
1着ノームコア(ノーザンF)→外厩(ノーザンF天栄とみられる)

今年出走する社台・ノーザン生産馬

◆ノーザンF生産馬
アップライトスピン 山元トレーニングセンター(追分F系のため)
エアジーン 外厩
クールウォーター 外厩
グラディーヴァ 外厩
スパークオブライフ 外厩
パッシングスルー ノーザンF天栄
フィリアプーラ ノーザンF天栄
フェアリーポルカ 外厩
レッドベルディエス ノーザンF天栄

◆社台F生産馬
カレンブーケドール 山元トレーニングセンター(報道による)
メイクハッピー 外厩

9/7(土) 中山11R 紫苑S(G3)
本命馬 グラディーヴァ

オークス2着のカレンブーケドールは危険な可能性が高いとみている。いや、オークスのレース振りは恐らく勝利したラヴズオンリーユー以上の可能性もあった。しかし、紫苑Sはそれほど有力馬が出ていなかったとはいえ社台F系の馬にとって厳しいレースだ。

確かにオークスもノーザンF系の猛攻のなか、2着に走った内容は評価できるというのはわかる。しかし、休み明けとなった場合は外厩力の差が出てしまう可能性も高いのではないだろうか。とはいえ、過去3年の結果をみると、ノーザンF系もクラブ馬の成績はそれほど目立つものではない。やはり、2、3番手グループの馬では重賞ともなると、きっちりと勝ち切れる訳ではないということだろう。

そういった意味では個人馬主の所有馬で素質の高そうな馬を狙うのがセオリーか。正直、個人的にはどうかと思うところもあるのだが、グラディーヴァは条件に合致している馬の1頭だ。近藤英子オーナーの所有馬だし、前走はOP特別で5着といっても0秒5差。過去の傾向からは2勝クラスの勝利は欲しかったところだが、まだ底が割れていないのがポイントか。

注目穴馬 エアジーン

穴馬という意味ではエアジーンを推す。こちらも夏場に1走して2勝クラスを勝利する実績は挙げたかったところだが、前走の重賞はいつもより後方で万事休す。中山コースで2勝している馬だし、石橋脩騎手なら一発あってもいいとみている。つまり、個人的にはハービンジャー丼を狙いたいレースなのだ。