毎日王冠のポイント!

レース体系上は天皇賞(秋)のステップレースという位置付けだが、4年連続でここを勝利した馬や連対した馬は本番では馬券になっていない。つまり、毎日王冠は単独で賞金を稼ぎたい馬たちの戦いになっているのだ。サラブレッドは消耗品という考え方がGI級の馬を扱う調教師や関係者の中には多い。

もちろん、ノーザンF系の使い分けによる影響もあるのは確かだが、毎日王冠(京都大賞典)→天皇賞(秋)→ジャパンC→有馬記念と4走させようという考えはないのだ。

社台・ノーザン系の好走馬 ※近3年

2016年
1着ルージュバック(ノーザンF)→ノーザンF天栄
2着アンビシャス(ノーザンF)→外厩(ノーザンF系外厩とみられる)
3着ヒストリカル(ノーザンF)→外厩(ノーザンF系外厩とみられる)

2017年
1着リアルスティール(ノーザンF)→ノーザンF空港→ノーザンF天栄
2着サトノアラジン(ノーザンF)→外厩(ノーザンF系外厩とみられる)

2018年
1着アエロリット(ノーザンF)→ノーザンF天栄
2着ステルヴィオ(ノーザンF)→ノーザンF天栄

今年出走する社台・ノーザン生産馬

◆ノーザンF系生産馬
アエロリット→ノーザンF天栄
インディチャンプ→ノーザンFしがらき
ダノンキングリー→外厩(ノーザンF系外厩とみられる)
ランフォザローゼス→在厩

◆社台F
ギベオン→山元トレーニングセンター
※ハッピーグリンは地方所属のため除外

10/6(日) 東京11R 毎日王冠
本命馬 ダノンキングリー

ダノンキングリーはデビュー前からの育成をノーザンFが担当していることでも有名だ。恐らく今回もノーザンF天栄帰りという一戦になる。天皇賞(秋)にはアーモンドアイ、サートゥルナーリアが出走を予定している。この2頭が天皇賞(秋)に出走するというだけでも分が悪い。

もちろん、距離の問題があるせよ、菊花賞に出ていれば上位の存在だったはず。3歳馬自体は毎日王冠でそれほど成績を残していないという面はあるが、ダノンキングリーはここで賞金の上積みを狙いたいところ。

それでも、過去5年で唯一3歳馬で馬券になった昨年2着のステルヴィオはノーザンF天栄で調整され、天皇賞(秋)ではなくマイルCSというローテでGIを勝利している。天皇賞(秋)路線が強敵揃いということになると、昨年のステルヴィオ以上に狙い目ということになるだろう。

注目穴馬 モズアスコット

基本的にノーザンF系外厩が強いレースなので他の外厩明けを狙うのは厳しいかも知れないが、マイル戦に強い馬が毎日王冠の穴になりやすい。近走着順は冴えないが、18年安田記念を勝利している馬だし、今年の安田記念も0秒3差ならノーザンF勢の間隙を突くことがあってもいいはずだ。