エリザベス女王杯のポイント!

名手揃い踏みの予定がムーア騎手もデットーリ騎手も来日しないという状況になってしまったが、マーフィー騎手もいる。スミヨン騎手は55キロでも積極的に騎乗することでそれなりに乗鞍が集まった中で行なわれるのがエリザベス女王杯だ。

エリザベス女王杯といえば、3歳馬と古馬牝馬の戦いが見所となる。基本的にはノーザンF系がしぶといレースではある。また、意外にもというと怒られるだろうが社台F系の穴馬が激走する傾向にもあるのだ。

社台・ノーザン系の好走馬 ※近3年

2016年
1着クイーンズリング(社台F)→在厩(前走府中牝馬S)
2着シングウィズジョイ(社台F)→在厩(前走府中牝馬S)
3着ミッキークイーン(ノーザンF)→外厩

2017年
3着ミッキークイーン(ノーザンF)→外厩

2018年
1着リスグラシュー(ノーザンF)→ノーザンFしがらき

今年出走する社台・ノーザン系生産馬

◆ノーザンF系生産馬
アルメリアブルーム(追分F生産・サンデーR)→在厩
ウラヌスチャーム→在厩
クロノジェネシス→在厩
サラキア→在厩
シャドウディーヴァ→在厩
センテリュオ→ノーザンFしがらき
ポンデザール→ノーザンF早来
ラヴズオンリーユー→ノーザンFしがらき
ラッキーライラック→在厩
レッドランディーニ→在厩

◆社台F系
ゴージャスランチ(社台F)→外厩
サトノガーネット(白老F)→外厩

11/10(日)京都11R エリザベス女王杯
本命馬 ラヴズオンリーユー

ややこしい馬が何頭かいるので少し触れておこう。アルメリアブルームはノーザンF系の一口クラブであるサンデーR所属馬だが、追分F生産馬のため同牧場が使っている外厩が使われていることが目立つ。今回は厩舎での調整だが普段は山元トレーニングセンターが使用されている。

ウラヌスチャームは追分F系のG1レーシングの所属馬だが、生産はノーザンFのため、外厩はノーザンF系の施設が使用されているのだ。この馬も今回は在厩での調整となる。基本的に生産牧場が主導権を持って調整されることが少なくない。

さて、本来は秋華賞で強さを発揮したクロノジェネシスを本命視しようと思っていた。当初から秋華賞を叩いて本番ということがいわれていたからだ。一時期、乗り替わりの検討もあったようだが、北村友騎手とコンビ続投となった。

ことの是非はともかくそれでも人気になるのが想定されるのなら、休み明けでもラヴズオンリーユーでいいのではないかと思った次第。当初は秋華賞から始動する予定だったことを考えると、一頓挫したのは間違いないが、この馬は使いたいレースに使えないことが今までも少なくなかった。それでもしっかりと結果を残してきたのは間違いないし、オークスではクロノジェネシスを問題にしなかったのだ。ノーザンFの外厩は色々とデータを壊す。今までは割引だと思っていたことでもマイナスにならないのがノーザンFの凄さである。

注目穴馬 ゴージャスランチ

穴馬はゴージャスランチ。当初、デットーリ騎手が騎乗する予定だった。急遽の乗り替わりとなったのは間違いないが、4歳世代は混戦模様といえる。急激に力をつけたスカーレットカラーはもちろんのこと、2歳時から頑張っているラッキーライラックなどそれなりに層は厚い。

条件戦を勝ってきたばかりなので目立たないが、この馬も昨秋ローズSでは4着秋華賞では8着と、他の4歳世代とはそれほど差がない。デットーリ騎手騎乗なら単勝はそれなりに売れていたことを考えればお得といえるはずだ。ソウルスターリングの回避により急遽用意されただろうが、全く通用しないということはないとみている。