- 4月21日 東京11R フローラS(G2)
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本命馬◎アドマイヤベル(2人気) 1着
土曜も日曜もヒット連発!
- 4月20日 福島11R 福島牝馬S(G3)
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本命馬◎コスタボニータ(1人気) 1着
勝ち切る1頭をガッチリ評価!
【セントライト記念・最終結論】空模様と共に復権
2019/9/15(日)
月曜中山11R セントライト記念(G2)
◎本命馬 |
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⑫ニシノデイジー (牡3、美浦・高木厩舎、勝浦騎手) |
とにもかくにも気になるのは月曜の天気。しかしどうやら雨は降っても、日中は晴れ間が覗くという予報に切り替わったようだ。これなら、⑫ニシノデイジーでいけるだろう。
2歳時から能力を見せ、春は一度大きく落ち込みながらも、ダービーでは新境地を見せた。切れ勝負の舞台だとどうしても見劣るし、皐月賞のようにこすられて燃えてしまうと折り合いを欠く難しい馬。しかしダービーでは揉まれながら内をついてジワジワ伸びており、気性面はひと夏越してさらなる改善がありそう。
もともとダービー負け組、それも掲示板あたりが最も走るレース、さらにコーナー4つで内外のバイアスがない馬場を得意とするハービンジャー産駒。母の父も母の祖父も皐月賞馬という中山配合。本番では距離が厳しいだけに、ここで勝負だ。
$お宝馬 |
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②サトノルークス (牡3、栗東・池江厩舎、川田騎手) |
本来は晩成血統で、早期に仕上げた全兄ムーヴザワールドは伸び悩んだものの、全姉タッチングスピーチのようにジックリ育てれば、これからという血統配合だ。春は相手の薄いところを選んだようで、クラシックは使っただけという印象。消耗はないとみて、川田騎手を配してのここでこそだろう。母の父サドラーズウェルズは場を問わず2200という距離との相性が良い。
相手上位は
⑦オセアグレイト、⑨エングレーバー。
押さえに
⑧リオンリオン、⑯ルヴォルグ。
▲▲セントライト記念の格付けベスト3!
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。