- 2月25日 中山11R 中山記念(G2)
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お宝馬☆ドーブネ(10人気) 2着
条件好転の大穴を見抜いた!
- 2月11日 東京11R 共同通信杯(G3)
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お宝馬☆ジャスティンミラノ(4人気) 1着
2週連続で勝ち馬を指名!
【京都大賞典・最終結論】大望抱いて上京切符
2019/10/5(土)
日曜京都11R 京都大賞典(G2)
◎本命馬 |
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⑯グローリーヴェイズ (牡4、美浦・尾関厩舎、Mデムーロ騎手) |
土曜の京都芝は、去年よりかなり時計の出るコンディションで例年通り。
今年は頭数が揃い、レースの見栄えは良くなったが、G1勝ち馬は不在で、意外と混戦かもしれない。ただ、軸はしっかり定まっている。ここをステップにジャパンCを睨むと噂の⑯グローリーヴェイズで仕方ないだろう。
秋の高速京都が舞台だからか、このレースも近年は切れる高速対応馬、スタミナよりも瞬発力に富んだ馬の好走が目立つ。もちろんアドマイヤデウスのような例外はあるが、スタミナ型よりも2000mベスト、2400ギリギリタイプの血統がよく走る。
グローリーヴェイズは、天皇賞春2着でスタミナ型に見えるかもしれないが、良馬場の春の天皇賞は、近年、2000m前後の高速決着を乗り切った経験がある馬が来るレースに変貌した。だからこそ当時本命を打ったのだが、このイメージはそのまま京都大賞典に重なる。切れ特化の父ディープインパクト、そして母の父がスウェプトオーヴァーボードでダート短距離、この母父がスピード持続力の源泉で、そこにスタミナのメジロ牝系が支えとしてボトムに入っている配合。軽さの航続距離を持たせた好配合だ。
$お宝馬 |
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①ノーブルマーズ (牡6、栗東・宮本厩舎、高倉騎手) |
前走は軽い野芝の2000mであわやのレース、正直驚いた。本来はパワー型の血統だが、同コースの日経新春杯でグローリーヴェイズとは差のない競馬もできている。もともとトニービンの血と相性の良いレースで、直系のこの馬にも適性はある。直線長いと甘いだけに、ここは内ラチぴったりの競馬をしてほしい。
相手上位は
⑥シルヴァンシャー、⑨エアウィンザー。
押さえに
④エタリオウ、⑮レノヴァール。
毎日王冠の予想はYouTube動画『水上学のKEIBA大学』をご覧いただきたい。
▲▲毎日王冠の格付けベスト3!
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。