水上学の血統トレジャーハンティング


【今週のポイント】
JRA秋のGⅠ戦線も1週休み、おなじみアルゼンチン共和国杯が今週日曜の東京メイン。ここで連対し、その翌年以降、G1(海外含む)で連対することになった馬がこの10年で7頭もいる。去年の勝ち馬パフォーマプロミスも、連対には届かずとも今年の天皇賞・春で3着に入った。

登竜門というにはいささか年齢を経た馬が毎年揃うわけだが、その名にふさわしい位置づけのレースとなっていることは見逃せない。

だからある程度、先のスケールを見込んでの軸馬指名が有効であることは間違いないのだが、その反面、スピードとキレに欠け、G1ではお呼びでない純スタミナ型が好走する数少ない舞台でもある。馬券にはその両方をうまくブレンドすることが重要だ。なおハンデ頭は苦戦気味の傾向がある。

今年の場合は、高速馬場への対応力も問われそうだ。改めて考えると、いろいろ考えるべきファクターがあり、予想しがいのあるレースである。3着には人気薄が飛び込んでくるケースも珍しくなく、お宝馬はその辺の可能性も睨んで選んでみたい。

★土曜京都11R スワンS ◎本命馬 アマルフィコースト 5番人気10着 ペースを踏まえても絶好のポジション。そこから直線全く伸びないのは、完全に力負けとしか言えない。無理筋の狙いだった。反省。

$お宝馬 キャナルストリート 10番人気13着 終始後方、レースに参加すらできなかった。G2で印を回すレベルではなかったか。狙い過ぎの予想だった。

★日曜東京11R 天皇賞・秋(G1) ◎本命馬&お宝馬 ユーキャンスマイル 7番人気4着 超高速馬場で前で流れに乗った馬が上位を占める中、後方から1頭だけよく追い込んできた。2着までクビ+クビ、あと一歩だった。瞬間、前が少しふらつき外へ出すのが遅れたのが痛かったが、勝負の綾。これは仕方ない。悔しいがよく走っている。

【次回の狙い馬】
日曜 東京6R 13着 今回は4ヶ月ぶり。ハナを主張したが、終始ベリッシモファルコにやや強引に競り込まれ、息が上がって潰されてしまった。休み明けでは相当キツかったはずで、むしろ大敗でも次回の変わり身の方が楽しみになる内容。また距離もやや長かった。次走、中山ダート1200mを条件に。

日曜 京都7R 6着 最内枠から好位を取りに行ったものの、終始窮屈そうで、直線は不利もあった。流れ込むだけになってしまったが、スムーズに走れる枠に入れれば、このクラスなら勝ち負けになる。芝ダートの適性はどちらでも行けそうだが、芝に戻したとしても、ロジユニヴァースやディアドラの近親という血統からも、十分狙いが立つ。

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