- 2月25日 中山11R 中山記念(G2)
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お宝馬☆ドーブネ(10人気) 2着
条件好転の大穴を見抜いた!
- 2月11日 東京11R 共同通信杯(G3)
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お宝馬☆ジャスティンミラノ(4人気) 1着
2週連続で勝ち馬を指名!
【共同通信杯・最終結論】終い切れる良血馬を逆張りで指名
2020/2/15(土)
日曜東京11R 共同通信杯(G3)
◎本命馬&お宝馬 |
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③ココロノトウダイ (牡3、美浦・手塚厩舎、丸山騎手) |
前哨戦らしく、過去の勝ち馬はここでクラシック出走へ向けての賞金を稼ぎたかった馬が大半を占めている。今年はマイラプソディ以外はそうした馬たち。もちろん、そのマイラプソディの戦績は抜けているし、血統的にも「ハーツクライ×ダート血統」の成功パターン配合だが、ここは敢えて本命は逆張りしたい。それが③ココロノトウダイだ。
夏の硬い新潟野芝の外回りで、高速上がりを駆使して一気に追い込み未勝利勝ち、続いては小回り福島でマクリ気味のロングスパートを決めて昇級を突破。そこで下したエヴァーガーデンは葉牡丹賞でグランデマーレの2着、新馬戦ではのちに黄菊賞で勝つシンプルゲームを破った馬だ。少なくとも、机上の計算ではダーリントンホールと互角か、それ以上と見ることができる。
加えて、近親にトゥザヴィクトリー、トゥザグローリー、トゥザワールド、デニムアンドルビーらがいる良血。キングマンボ系との相性がとてもいい牝系であり、その点もエイシンフラッシュ産駒だから心強い。マイラプソディ以外には威張れる存在と見て、本命兼お宝馬に指名する。
相手上位はもちろん ⑧マイラプソディ、④シングンバズーカ。 押さえに ⑥ダーリントンホール、⑦フィリオアレグロ、②ビターエンダー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。