- 4月7日 阪神11R 桜花賞(G1)
-
本命馬◎アスコリピチェーノ(1人気) 2着
土日の重賞まとめてゲット!
- 4月6日 中山11R ニュージーランドT(G2)
-
お宝馬☆ユキノロイヤル(9人気) 3着
2週続けて激走馬を大抜擢!
器用さと適性で
2010/11/13(土)
器用さと適性で
2010/11/13
【東京10R オーロカップ 芝1400m】
注目馬 ③ロードバリオス(牡5、栗東・藤原英厩舎、後藤騎手)
9R、10Rと続いて、「藤原英・後藤・ロード」のトリオがエントリー。共に勝負気配ムンムンだが、オッズ的に見ればオイシイのは10Rの③ロードバリオスの方と見た。
まず良馬場である限りは、圧倒的に有利な東京の内枠を引けた。しかもカーブ1回の千四ならなおさらの有利だ。そして脚質的にもここを楽に通れる先行馬。逃げて良し、好位から差して良しの自在性は、トリッキーな馬場を走る上で大きな武器になる。
何度もこのコラムで書いているように血統的にはダート資質が求められる芝千四が舞台だが、もちろんこの馬にもその背景がある。近年は圧倒的にダートでの成績が高いブライアンズタイムが父、母の父は北米を代表する種牡馬の1頭、ストームキャット。事実、芝千四では、ロードバリオスは6戦4連対、3着1回であり、高い適性がある。
しかも今回はハンデが55キロと軽くなった。ここは馬券圏内はまず堅いように思える。
相手はまず⑧アーバニティ。そして④ショウナンアルバ、⑩キョウエイアシュラ、⑫テイエムアタック、⑤リビアーモ、⑦スピードタッチ、⑰エーブダッチマン、⑪ファリダット。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。