競馬YouTuberとして一躍名を挙げ、各媒体に引っ張りだこの佐藤ワタルが、地方&海外レースを展望。若くして人並み外れた知識量、分析力を披露する。
【京成盃グランドマイラーズ・最終結論】砂入れ替え効果で上位進出期待大!
2019/6/19(水)
船橋競馬場は前開催終了後、砂を入れ替えた。前開催までは砂の状態が悪く、走りづらい状況の馬場が続いていたが、今開催は走りづらいところがなくなっていい馬場となっている。
コーナーの内側も使いやすい状態となっており、半周する短距離以上に、コーナーを4つ使用する一周コースはインの有利が活きやすい状況が月曜から続いている。もちろんインにいるだけでは良くない。インの5番手以内にいられるかどうかが重要となってくる。
最内を引いた◎リコーワルサーは先週の川崎マイラーズを除外になってしまった影響が気になるところだが、今回は内枠を引き当てた。3歳時は1800m以上を主戦場としていたが、当時から距離短縮をすればもっと良くなりそうな雰囲気を醸し出しており、実際今年から1400mに距離を詰めて一気にパフォーマンスが上昇している。
1800m以上でこのメンバーとなるとなかなか厳しいものがあったが、1600m以下であればリコーワルサーの良さを発揮することは可能。インの好位さえ取ることができれば、好走確率は高まるだろう。内枠、そして奇数では少々テンのダッシュが鈍る可能性があるだけに、心配はそこだけだ。馬の実力は、役者揃いの南関現4歳世代でもトップクラスのモノを秘めている。
安定感抜群のクリスタルシルバーは7番枠という中途半端な枠から、内ラチ沿いの好位のいいポジションを取れるかどうか。鞍上の的場文男騎手は落馬負傷以来、ほぼ一か月ぶりの競馬復帰。鞍上の競馬勘はどこまで戻っているだろうか。トーセンブルは枠は悪くないだけに、いつもより2列近く前に付けることができれば、チャンスの目は出てくるだろう。
内をロスなく回れる馬が有利ということは、つまり外から先行する馬にとっては厳しい条件であるということ。中央から転厩緒戦となるミッシングリンクはなるべくロスのない競馬をやりたいところだろう。
内枠から先行できるといえば人気の一角であるベンテンコゾウが挙げられるところだが、ノドに不安を抱えている馬だけに上位評価し辛い面が残る。
京成盃グランドマイラーズ
◎リコーワルサー
〇クリスタルシルバー
▲トーセンブル
☆ミッシングリンク
△⑥、⑧、⑪
コーナーの内側も使いやすい状態となっており、半周する短距離以上に、コーナーを4つ使用する一周コースはインの有利が活きやすい状況が月曜から続いている。もちろんインにいるだけでは良くない。インの5番手以内にいられるかどうかが重要となってくる。
最内を引いた◎リコーワルサーは先週の川崎マイラーズを除外になってしまった影響が気になるところだが、今回は内枠を引き当てた。3歳時は1800m以上を主戦場としていたが、当時から距離短縮をすればもっと良くなりそうな雰囲気を醸し出しており、実際今年から1400mに距離を詰めて一気にパフォーマンスが上昇している。
1800m以上でこのメンバーとなるとなかなか厳しいものがあったが、1600m以下であればリコーワルサーの良さを発揮することは可能。インの好位さえ取ることができれば、好走確率は高まるだろう。内枠、そして奇数では少々テンのダッシュが鈍る可能性があるだけに、心配はそこだけだ。馬の実力は、役者揃いの南関現4歳世代でもトップクラスのモノを秘めている。
安定感抜群のクリスタルシルバーは7番枠という中途半端な枠から、内ラチ沿いの好位のいいポジションを取れるかどうか。鞍上の的場文男騎手は落馬負傷以来、ほぼ一か月ぶりの競馬復帰。鞍上の競馬勘はどこまで戻っているだろうか。トーセンブルは枠は悪くないだけに、いつもより2列近く前に付けることができれば、チャンスの目は出てくるだろう。
内をロスなく回れる馬が有利ということは、つまり外から先行する馬にとっては厳しい条件であるということ。中央から転厩緒戦となるミッシングリンクはなるべくロスのない競馬をやりたいところだろう。
内枠から先行できるといえば人気の一角であるベンテンコゾウが挙げられるところだが、ノドに不安を抱えている馬だけに上位評価し辛い面が残る。
京成盃グランドマイラーズ
◎リコーワルサー
〇クリスタルシルバー
▲トーセンブル
☆ミッシングリンク
△⑥、⑧、⑪
プロフィール
佐藤ワタル - Wataru Sato
1990年山形県生まれ。アグネスフライトの日本ダービーを偶然テレビで観戦して以降、中学生、高校生、大学生と勉学に勤しむ時期を全て競馬に費やした競馬ライター。『365日競馬する』を目標に中央、地方、海外競馬の研究を重ねている。ジャンルを問わない知識は、一部関係者に『コンビニ』とまで評されている。早稲田大学競馬サークル『お馬の会』会長時代に学生競馬団体『うまカレ』を立ち上げたり、北海道の牧場などに足繁く通うなど、若手らしい行動力を武器に、今日も競馬を様々な角度から楽しみ尽くしている。現在はサラブレ、一口クラブ会報などでも執筆中。血統派で大の阪神ファン。甘党でもある。