ドバイ国際競走

  • ドバイゴールデンシャヒーン
    (ダ1200m、25日23:25発走)

    メイダン競馬場
    ドバイゴールデンシャヒーン出走馬
    (左から馬番、ゲート番、馬名、騎手)
    ①12 シーズィーロケット フレス
    ②13 ガナイト ガファリオン
    ③5 ホプキンズ デットーリ
    ④8 ジャスティン ムルザバエフ
    ⑤6 レモンポップ 坂井
    ⑥14 ムーヒープ ドイル
    ⑦10 レッドルゼル 川田
    ⑧9 リメイク 武豊
    ⑨7 ロードブロック チャベス
    ⑩1 シベリウス ムーア
    ⑪11 サウンドマネー バルザローナ
    ⑫3 スーパーオチョ ベリオス
    ⑬2 スイッツァランド オシェア
    ⑭4 タズ ダシルヴァ
    ※勝馬投票券は馬番で発売

    JAPAN日本馬の評価

    レッドルゼル
    3年連続でフェブラリーSからゴールデンシャヒーンに参戦する。今年のフェブラリーSは3度の挑戦の中ではもっともいい着順となる2着。距離への対応力も増して充実期に入ってきた印象。そもそもサウジアラビアを急遽回避し予定通りではなかった中での2着だったことを考えれば、内容はかなりいいと言っていい。過去2年連続2着と相性のいいゴールデンシャヒーンで、再度上位を狙えそうだ。

    リメイク
    リヤドダートスプリント3着からの参戦。2走前のカペラSで超ハイペースを追い込み4馬身差の楽勝。タイムも優秀で、決め手はこのメンバーでもトップクラスだろう。どうしても1200mは後ろからとなる難点はあるが、相手として押さえておきたい1頭だ。

    レモンポップ
    前走フェブラリーSを勝ってG1馬の仲間入りを果たした。これまでのキャリア11戦全てで連対する安定感は魅力的だが、今回は1200mで、周りも速い。たぶんポジションはいつもより後ろからになるだろう。いつもとは違うレースとなった際に対応できるか未知数であることから、ここは押さえとさせてもらった。

    JAPAN外国馬の評価

    ホプキンズ
    まだキャリアの浅い馬だが、大崩れしたのは3走前、1700mと距離が長かったサンアントニオSだけ。1200以下では安定した走りを見せており、サンタアニタの良馬場で開催された前走パロスヴァーディスSの勝ちタイムは、BCスプリントを連覇したロイエイチと同レベル。G1でも通用するレベルに達していそう。

    ガナイト
    前走リヤドダートスプリントでは2着に入ったものの、勝ったエリートパワーには完敗という内容。ただ相手はこの路線のトップランナーで、このメンバーなら力上位。もまれない枠を引き当てた今回はチャンスがありそうだ。

    シーズィーロケット
    昨年のBCスプリントは、先月リヤドダートスプリントを圧勝したエリートパワーから1馬身少しの差の2着。実績面ならこのメンバーでも上位。ただ内を回った利もある。砂を被れる馬でハイペースは歓迎材料。コース取り一つか。

    シベリウス
    過去5年中3年で好走しているペリカンS組。2年前にペリカンS→ゴールデンシャヒーンのローテで連勝したゼンデンは、ペリカンSで1.09.85。今年のシベリウスは1.08.75。タイムだけならゼンデン以上に優秀で、最内枠から極端に揉まれなければここでも上位が狙えていい。
  • ドバイターフ
    (芝2410m、25日24:10発走)

    メイダン競馬場
    ドバイターフ出走馬
    (左から馬番、ゲート番、馬名、騎手)
    ①6 アルファリーク オニール
    ②4 ダノンベルーガ モレイラ
    ③13 ドウデュース 取消
    ④12 エルドラマ イーガン
    ⑤15 グロリアスドラゴン カラン
    ⑥8 ジュンコ ギュイヨン
    ⑦3 ロードノース デットーリ
    ⑧10 マスターオブザシーズ ドイル
    ⑨16 ネーションズプライド ビュイック
    ⑩1 オーダーオブオーストラリア ムーア
    ⑪7 リアルワールド マーフィー
    ⑫5 セリフォス レーン
    ⑬11 シリアー 取消
    ⑭2 シャールズスパイト フレス
    ⑮9 サーバスカー カーティス
    ⑯14 ヴァンドギャルド バルザローナ
    ※勝馬投票券は馬番で発売

    JAPAN日本馬の評価

    セリフォス
    前走マイルチャンピオンシップを豪快に差し切りG1馬の仲間入りを果たした。モタれる癖なども解消し、本格化の訪れを感じる。今回は初めての1800mがポイントになりそう。距離自体は守備範囲だと思われるが、相手が強力。マイルなら最上位評価も、1800となれば少し落とした評価となりそう。

    ダノンベルーガ
    右トモに不安を抱えることから、左回りを中心に使ってきた馬。若干距離が長そうな2400mを除くと、左回りでは(2,0,1,0)と崩れなし。天皇賞・秋でも3着に食い込んだ。これだけの長距離輸送が初めて。乗り越えられれば。

    ヴァンドギャルド
    気性が難しい馬で、滞在競馬に強い。前走も滞在だったとはいえ、条件はダートの1800。芝替わりはプラス。あとは昨年よりも揃ったメンバーで足りる力があるかどうか。

    JAPAN外国馬の評価

    マスターオブザシーズ
    一昨年のG1英2000ギニーの2着馬。昨年は始動戦のアールオブセフトンSを勝った一戦しか使えず長期休養に入ったものの、今年1月の復帰戦となったザビールマイルを優勝。前走ジェベルハッタはスローペースの影響で届かなかったものの、使いつつ確実に上向いている。叩き3走目の今回は侮れない存在だ。

    ロードノース
    。 ドバイターフ2連覇中。昨年のドバイターフでパンサラッサと同着優勝した強豪。4走前のタタソールズゴールドカップは距離が長く4着。3走前のプリンスオブウェールズSはメンコを外すタイミングを誤り、大出遅れして5着。ある程度敗因もある。前走ウィンターダービーで力の違いを見せ圧勝したように衰えもない。今年も上位評価したい。

    リアルワールド
    昨年の英G1クイーンアンSやロッキンジSで歴史的名馬バーイードの2着となった馬。ただ明らかに力量差はあった。前走バェベルハッタは休み明けで掛かっており、しかもスローペースを後方からとなったことで大敗してしまった。使ってガスが抜けていれば前進あってもいい。

  • ドバイシーマクラシック
    (芝2410m、25日25:00発走)

    メイダン競馬場
    ドバイシーマクラシック出走馬
    (左から馬番、ゲート番、馬名、騎手)
    ①5 ボタニク バルザローナ
    ②8 モスターダフ クローリー
    ③10 レベルスロマンス ビュイック
    ④3 ロシアンエンペラー サナ
    ⑤9 セニョールトーバ デットーリ
    ⑥7 シャフリヤール C.デムーロ
    ⑦6 イクイノックス ルメール
    ⑧1 ウエストオーバー ムーア
    ⑨2 ザグレイ スミヨン
    ⑩4 ウインマリリン レーン
    ※勝馬投票券は馬番で発売

    JAPAN日本馬の評価

    イクイノックス
    昨年の年度代表馬の23年緒戦なる。天皇賞・秋は大逃げしたパンサラッサをゴール前で捉え、有馬記念はただ1頭違う手応えで4コーナーから一気に進出し圧勝した。今日本で一番強いと言ってもいい存在だろう。左回りの一周競馬もダービーで対応済。休み明け自体は走れる気性で、あとは息持ちだけ。

    シャフリヤール
    昨年の覇者。ジャパンカップから直行は昨年と同じ。3走前のプリンスオブウェールズSは不慣れな英国の馬場で伸びきれず、2走前の天皇賞・秋は休み明けもあって動き切れなかった。休み明けなら2400mのほうが良さそう。今年も上位評価。

    ウインマリリン
    前走香港ヴァーズではスローペースを後方から進出すると、直線目の覚めるような末脚を繰り出し、G1初制覇を果たした。これまで肘の故障などもあってビッグタイトルに手が届かなかったが、ここ数走状態も落ち着いているようで、安定感ある走りを見せている。休み明けがどうかだが、相手候補の1頭として買っておきたい。

    JAPAN外国馬の評価

    ウエストオーバー
    昨年愛ダービーを圧勝した馬。英ダービーは前が思い切り詰まるロスがあって3着に敗れてしまい、2走前のキングジョージは展開面が合わず5着、前走凱旋門賞は極端な道悪で6着。どのレースも敗因がある。休み明けでも息が持てば、上位争いしてくる能力がある。

    モスターダフ
    。 前走サウジアラビアのネオムターフカップを大楽勝しこのレースに臨む。2走前の凱旋門賞は20着と大敗したものの、極端な道悪の影響が強い。良馬場なら違う。距離も昨年12Fの英G2ハードウィックで2着に食い込んでいるように問題なし。決め手もあるだけにこのメンバーでも面白いレースが期待できそうだ。

  • ドバイワールドカップ
    (ダ2000m、25日25:35発走)

    メイダン競馬場
    ドバイワールドカップ出走馬
    (左から馬番、ゲート番、馬名、騎手)
    ①13 アンジールス ドイル
    ②7 ベンドゥーグ スミヨン
    ③10 カフェファラオ モレイラ
    ④14 カントリーグラマー デットーリ
    ⑤12 クラウンプライド レーン
    ⑥2 エンブレムロード アルファライディ
    ⑦9 ジオグリフ ルメール
    ⑧3 ジュンライトボルト ムーア
    ⑨15 パンサラッサ 吉田豊
    ⑩1 リモース オシェア
    ⑪4 サルートザソルジャー デフリース
    ⑫11 スーパーコリント ベリオス
    ⑬6 テーオーケインズ マーフィー
    ⑭8 ウシュバテソーロ 川田
    ⑮5 ヴェラアズール C.デムーロ
    ※勝馬投票券は馬番で発売

    JAPAN日本馬の評価

    ウシュバテソーロ
    現在4連勝中。昨年春に東京ダート2100mの横浜Sで上がり3F34.0という信じがたいタイムを計測して差し切ったように、ダートの決め手勝負になればこの馬でも通用していい。前がそのまま残る展開となれば苦しいが、パンサラッサが引っ張り、先行馬もそれなりにいることを考えれば押さえておきたい存在だ。

    カフェファラオ
    昨年、一昨年のフェブラリーS優勝馬で、前走のサウジカップは3着。南部杯を勝った後に軽度の骨折を発症し、休み明けであったことを考えれば3着は上々の内容。砂を被ると脆かった馬が、内目で砂を被りながらしぶとく伸びてきたあたり、成長を感じる。叩かれた今回も評価したい。

    クラウンプライド
    サウジカップは最後の最後に止まって5着。3走前にJBCクラシックで2着だったものの、ペース面の影響も大きく、本質的に2000mが少し長い可能性はある。ただこちらはメイダンでUAEダービーを勝っており、メイダン適性を証明している点が魅力的。同じように距離が少し長そうなジオグリフよりこちらを評価したい。

    パンサラッサ
    芝でドバイターフ逃げ切り(同着)、ダートでもサウジカップを勝った二刀流。実績、実力共にメンバー上位のものがあるが、今回は200m距離延長で、一周条件に変わる点が気になる。もちろん一周競馬の2000mにも実績があることは承知しているが、ダートの一周2000mという条件がマッチするかは何とも言い難い。抑えに回す。

    JAPAN外国馬の評価

    カントリーグラマー
    昨年のドバイワールドカップ優勝馬。2000mでは昨年夏に米G1パシフィッククラシックSも2着に入るなど古馬になって安定して走っている。サウジカップはパンサラッサの2着だったものの、前が残る展開を外を回りながら差してきた。200m距離が延びる今回は前進可能。

    アルジールス
    。 昨年のゴドルフィンマイルではパンサラッサの8着に敗れてしまったが、今年再度ダートに転向し、アルマクトゥームラウンド1、2を圧勝。どちらもタイムが優秀。ワールドカップの前哨戦であるアルマクトゥームラウンド3は、2でアルジールスに子ども扱いされた馬がワンツーだったことを考えると、ここでも上位争いするだけの力がありそうだ。。

    エンブレムロード
    昨年のサウジカップ優勝馬。今年のサウジカップは勝ち馬パンサラッサから4馬身離された6着だったものの、スタート直前にゲートの中で立ち上がり、飛び上がるようなスタートになって出遅れていた。サウジアラビア以外の砂でどうかという不安点はあるものの、ゲートが互角なら上位に入ってもおかしくはない。

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