ビービーガルダンが引退、生まれ故郷で種牡馬に

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09年キーンランドカップ(GIII)などを制し、2度のG12着があったビービーガルダン(牡7、栗東・領家厩舎)は、12月23日(祝・金)付けで競走馬登録を抹消することが発表された。

ビービーガルダンは短距離路線にシフトした4歳時、08年に3連勝を挙げて一気にオープン入りを果たすと、その秋のスプリンターズSでは3着に好走。年が明けて、阪急杯で重賞初勝利を収めると、同年夏のキーンランドCで重賞2勝目をマークし、秋のスプリンターズSではローレルゲレイロとタイム差なしの2着に好走。

そして、翌年の高松宮記念では、またしても勝ち馬からタイム差無しの2着に健闘。その後も短距離戦線を牽引する活躍をみせたが、今秋のスプリンターズSではレース前に放馬で出走取消。阪神カップを復帰戦に調整を進めたが、直前で骨折。あえなく、引退の運びとなった。今後は北海道沙流郡日高町の坂東牧場で種牡馬となる予定。

同馬の馬主・生産者は日高の坂東牧場。JRA通算獲得賞金は3億3,657.1万円 (付加賞含む)。

ビービーガルダン
(牡7、栗東・領家厩舎)
父:チーフベアハート
母:オールザチャット
母父:Westminster
通算成績:33戦7勝
重賞勝利:
09年キーンランドカップ(G3)
09年阪急杯(G3)