ディープ産駒・パララサルーが末脚光る差し切り…菜の花賞

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12年1月21日(土)、1回中山6日目9Rで菜の花賞(芝1600m)が行なわれ、北村 宏司騎手騎乗の1番人気・パララサルーが、強烈な末脚を繰り出し差し切り勝ち。勝ちタイムは1:36.2(稍)。

2着には1.1/4馬身差で9番人気・メイショウスザンナ(牝3、栗東・高橋忠厩舎)、3着には2番人気・トランドネージュ(牝3、美浦・松山康厩舎)が続いて入線した。

勝ったパララサルーは新馬戦こそ、現2勝馬のゲンテンに屈したが、未勝利戦の前走で出走メンバー中、上がり3F最速の末脚を繰り出し差し切っていた。 同馬の母・タンタスエルテはチリのG1馬という血統。馬主は株式会社 G1レーシング、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「健康の為に(西)」。

1着 パララサルー(北村宏騎手)
「返し馬から落ち着いていて、良い脚を使えそうだなと思っていました。前も流れて、自分のリズムで走れました。最後も良い伸びでした」

2着 メイショウスザンナ(田辺騎手)
「良い脚で伸びていますが、勝ち馬も同じくらいの脚を使っていました。枠に恵まれた訳ではなかったし、それを考えるとよく頑張っていますよ」

3着 トランドネージュ(三浦騎手)
「前に乗せてもらったときより、ゲートでもだいぶ落ち着いていました。負けたとはいえ、牝馬で馬場が悪いなか、これだけやれるんですから将来性があります。距離はマイルまでは守備範囲だと思います」

4着 ダイワカリエンテ(柴田大騎手)
「下が悪くてノメッていたので、良馬場の方が良いですね。でも収穫のあるレースでした。距離はこのぐらいが良いと思います」

5着 ミヤコマンハッタン(石橋脩騎手)
「思っていた通り、馬が下を気にしていました。外めの枠だったので、それほど悪くないところを通りましたけど、最後にもうひと伸び足りなかったのは馬場の影響だと思います」

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パララサルー
(牝3、美浦・国枝厩舎)
父:ディープインパクト
母:タンタスエルテ
母父:Stuka
通算成績:3戦2勝

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