兄はジャパンダートダービー勝ち馬・リントスが快勝…中山新馬

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12年1月22日(日)、1回中山7日目4Rでサラ系3歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、福永 祐一騎手騎乗の1番人気・リントスが優勝。勝ちタイムは1:55.4(不)。

2着には2 1/2馬身差で2番人気・ケープホーン(牝3、栗東・吉田厩舎)、3着には7番人気・ツクバクイーン(牝3、美浦・戸田厩舎)が続いて入線した。

レースは新馬戦としては落ち着いたスタート。ツクバクイーンが先頭に躍り出たところにグラスリベラルがハナを主張。3番手にリントスが待機。好位にケープホーンも追走。 3コーナーでリントスが前を行く2頭に並びかけると、直線ではケープホーンも追い上げ。しかし、リントスが余裕をもって抜け出し、デビュー勝ちを決めた。

勝ったリントスは一昨年のセレクトセールに於いて、同馬を2,730万円で購入された期待馬。半兄には04年のジャパンダートダービーの勝ち馬であるカフェオリンポスがいる血統で、 馬主は林 正道氏、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「凛としている」。

1着 リントス(福永騎手)
「スタートはひと息だったが、3番手に付けてからは楽だったね。能力があるのはわかっていたし、いい勝ち方ができた。初戦としては時計も優秀。将来が楽しみな馬。こんな馬場をこなせたのも、いい経験になったと思うよ」

3着 ツクバクイーン(蛯名騎手)
「いいスピードがあり、スムーズに運べた。内容は悪くないし、今後につながるレースができた」

4着 グレイグース(三浦騎手)
「大人しすぎるくらいの性格。もっさりゲートを出た。でも、レース自体は上手なタイプ。慣れて競馬を覚えれば、きっと変わってくる。調教の動きからして、もっと走れる馬なんだ」

5着 グラスリベラル(的場騎手)
「調教から跨り、くせはつかんでいました。二の脚を使って、思いどおりの先行策。交わされてもがんばっていましたし、次につながる競馬ができたと思います」

11着 グラスルージュ(石橋脩騎手)
「前半はごちゃついて進まず。向正面でハミを取ってくれても、先行有利の馬場状態ですからね。苦しい展開となってしまいました」

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リントス
(牝3、栗東・浅見厩舎)
父:ウォーエンブレム
母:コニャックレディ
母父:Olympio

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