【シルクロードS】4連勝のロードカナロア「スプリント界を賑わせて…」

トピックス

25日(水)、栗東トレセンで行なわれたシルクロードS(G3)に出走予定のロードカナロア(牡4、栗東・安田厩舎)を管理する安田隆行調教師の共同会見は以下の通り。

-:まずは4連勝ということで、まさに短距離界の新星ですね。

安:そうですね、今現実に4連勝しているんでね、更なる活躍を期待しています。

-:実際にあの京阪杯の強さは先生の目にはどのように映りましたか?

安:うーん、確かに本当に中身の濃い競馬でしたし、純粋に「強いな」と感じさせられました。

-:そのロードカナロアですが、年末年始はどのように過ごしてきたんでしょうか?

安:一応、京阪杯のあとにリフレッシュ放牧に出まして、12月の末に帰ってきました。その後順調にトレセンで調教をこなしています。シルクロードSから始動しようということは、去年の時点から決めてました。

-:もちろん春の大目標もあると思いますが、そういう意味で今年の初戦大事な一戦になりますね。

安:そうですね、まず第一歩ですから、なんとか上手くクリアして欲しいと思ってます。

-:一週前にも坂路で凄い時計を出しました。非常に順調さというのが数字にも表れていると思うのですが、そのあたり内容も含めていかがですか?

安:そうですね、先週、破格の時計を出してくれたので、今週はコースで軽くサッと流す程度で十分だと思ってましたから、併せて余裕残しの調教をしました。

安:そして今週レースということになりますけれども、もう万全の仕上がりといいますか、どういう形なのでしょうか?

安:はい、昨日の時点での馬体重が510キロだったんですよ。競馬当日には500キロ前後で出走できると思いますので、万全の態整で挑める予定です。

-:安田厩舎といいますと、短距離王国といいますか、非常に昨年も短距離馬で活躍馬が出ましたが、その先輩とも比較して、このロードカナロアどのようなポテンシャルも持っている馬だと思いますか?

安:そうですね、今ちょうどウチの厩舎でスプリント戦線を賑わす馬が、おかげさまで何頭がいるので、カナロア自身もスプリント界を大いに賑わせて欲しいと思ってます。

-:実際、ロードカナロアはどのような馬ですか?

安:結構おとなしい馬ですよ。まだ幼さが残ってトモの甘いところがあって、完成されていないところはありますが、これから先、非常に楽しみにしてます。

-:完成していなくても、あの強さですか?

安:そうですね。いい結果を残してくれています。

-:これからが楽しみだと思いますが、まずは今週に向けて、ファンの皆様にひと言アピールをお願いします。

安:はい、まずロードカナロアは、昨年、京阪杯を勝ちまして、ここまで順調にきました。今年の大目標である春の高松宮記念に向けての大一歩になりますが、いい形でクリアしたいと思っております。またファンの皆様には応援していただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。