「ちゃんと乗れた」内田博幸騎手が復帰!初戦は7Rで2着

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1月28日(土)、1回東京1日目7Rで、昨年5月、大井競馬での落馬事故により、頸椎歯突起骨折の重傷を負って休養していた内田博幸騎手(美浦・フリー)が、約8ヶ月振りに実戦復帰を果たした。

内田騎手の雄姿を見まいと、パドックに駆け付けた多くのファンの前に同騎手が姿を現すと、「内田待っていたぞ!」「お帰りなさい」と声援が飛び交う中、ヴィンテージイヤー(牡3、栗東・白井厩舎)に騎乗。土曜日の昼時としては異例ともいえる拍手喝采が湧き、パートナーと共にパドックを周回した。

レースではジックリと中団から追走すると、直線へ向いても追い出しを待つように余裕を持ってスパート。すると、一気にヴィンテージイヤーも脚を伸ばし、一時は先頭へ進出。
復帰戦での勝ち星となるか?観衆も固唾を飲んで見守ったが、外からメイスンキャプテンの強襲に遭い、残念ながら2着に終わった。

レース後、淡々と報道陣の取材に応じると「砂を被っても大丈夫でしたし、間を割れそうだったので、外に出さずに競馬をしました。勝ち馬は手応えが違いましたね。アッサリ交わされました。(自身の復帰初戦としては?)ちゃんと乗れたから大丈夫だと思います」と充実感を滲ませながら、レースを振り返った。

内田 博幸
(うちだ ひろゆき)
1970年7月26日生まれ
[初免許年] 2008年
[所属] 美浦・フリー
[初騎乗] 1993年7月25日2回新潟4日目2R ワカバトウショウ (5着/16頭)
[初勝利] 2002年4月21日3回東京2日目1R イルラーゴ
[生涯成績] 4202戦551勝
成績は7R終了時点