【根岸S】重賞初挑戦トウショウカズン2着も「左回りはモタれる」

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明け5歳で重賞初挑戦となったトウショウカズンは、序盤から果敢に先手を主張。一旦は先頭に躍り出るシーンもあったが、最後はシルクフォーチュンの末脚に屈し、2着に終わった。

「右回りではそんなことはないようなんだけれど、左回りでは右にモタれますね……。この前、東京での敗因もそう(昨年11月の銀嶺Sで7着)。今日は途中まではよかったけれど、最後に馬がいなくなってからモタれましたし、やっぱり、(最後の追い比べに)影響はあるはずですよ」と騎乗していた田辺騎手。

そう振り返るように、直線で抜け出すまでは他馬がトウショウカズンの右手を追走。壁になるような位置関係だったため、上手い具合にレースが進められたが、最後はモタれるところを矯正しながらのもの。スムーズならと悔やまれる。

「それでも、このクラスでペースが上がった方が力を発揮出来るでしょうし、能力のある馬。(千六の)距離もこなせると思いますよ」と次戦に期待を込めた。