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【きさらぎ賞】ワールドエースに池江師「評価は全く落ちていない」
2012/2/1(水)
1日(水)、栗東トレセンで行われたきさらぎ賞(G3)に出走するワールドエース(牡3、栗東・池江寿厩舎)を管理する池江泰寿調教師の共同会見は以下の通り。
-:きさらぎ賞に出走しますワールドエースについて、池江泰寿調教師にお窺いします。よろしくお願いいたします。オープン特別の若駒Sでは2着。先行馬に上手く乗られてしまった印象でしょうか?
池江調教師:よろしくお願いいたします。そうですね、そういう展開のアヤもありましたし、この間の開催まではAコースで先行有利の馬場。それにプラスして、雨で馬場が悪くなって、色々な悪い条件が重なった中で2着だったですけれど、内容はそう悲観するものではなかったですし、改めて、“走るな”というのを感じましたね。
-:その内容ですが、メンバー中、最速の上がりを使って、改めて能力の高さを感じさせてくれました。
寿:その通りですね。僕のこの馬に対する評価は全く落ちていませんし、今回、重賞に向かいますが、手応えの感じられる一戦でした。
-:前走から中一週と間隔の詰まった中での調整。どんなことに主眼を置かれましたか?
寿:まず、中一週での出走に踏み切ったのは、レース後のダメージもあまりなかったですし、馬も凄く元気だったので、踏み切ることにしたんですけれど、中一週なのであまり強い調教はしなくてもいいと思い、セーブ気味の調整に留めました。
-:そして、今日の最終的な坂路での調整ですが、時計は54.0秒の終い12.7秒。どういった指示をされましたか?
寿:坂路で2頭併せでしたが、先行馬の3馬身後ろで折り合いに専念して、「ラスト1ハロンは軽く仕掛けて欲しい」という指示だったんですけれど、時計も速くもなく、遅くもなく、ちょうどいいタイムでしたし、最後の1ハロンの動きもシャープで良かったですね。レース後の息の入りや歩様も良かったので、いい状態で出せると思いますよ。
-:今回は前走から1ハロン短くなって、デビュー戦と同じコーナー2つの芝の1800m戦。改めて、コース適性についてはいかがでしょうか?
寿:そうですね、その方が競馬はし易いと思います。前走も折り合い面であったり、コーナー4つの競馬はこの馬にとっては難しいだろうと思ってはいましたが、あえて、そういうレースを選択したわけで、それで2着に来ていますからね。今回、距離とコースはプラスに働くので、重賞といえど、楽しみは持てるんじゃないかと思います。
-:折り合いという風に仰っていましたが、将来的にはこの馬をどういう方向に持っていきたいでしょうか?
寿:クラシックを見据えてとなりますが、そのクラシックの距離に対応できる走りを今、教えていっているところです。オルフェーヴルも今の時期は1400mでも引っ掛かるような馬でしたけれど、菊花賞の3000mを走らせたように僕たち厩舎スタッフが教えて込んで走らせたように、そのイメージで育てていっているところです。
-:正にこの馬にとっては、今が一戦一戦が大切な勉強ということですね。
寿:そうですね。前走でも福永騎手がスローペースでも後方で我慢させたのが繋がってくると思いますし、実際、今回のきさらぎ賞でも、その効果が出てくるんじゃないかと思います。
-:デビュー戦、前走のパフォーマンスからも注目を集めていると思います。レースに向けての抱負をファンの方へ一言お願いします。
寿:前走はかなりの期待を背負っての出走だったのですが、ファンの皆さんを裏切って、失望させてしまいました。ですが、この馬にとっての評価は、僕の中で全く下がっておりません。この馬はトップクラスの馬だということをきさらぎ賞で証明したいと思います。応援して下さい。
-:きさらぎ賞に出走しますワールドエースについて、池江泰寿調教師にお窺いします。よろしくお願いいたします。オープン特別の若駒Sでは2着。先行馬に上手く乗られてしまった印象でしょうか?
池江調教師:よろしくお願いいたします。そうですね、そういう展開のアヤもありましたし、この間の開催まではAコースで先行有利の馬場。それにプラスして、雨で馬場が悪くなって、色々な悪い条件が重なった中で2着だったですけれど、内容はそう悲観するものではなかったですし、改めて、“走るな”というのを感じましたね。
-:その内容ですが、メンバー中、最速の上がりを使って、改めて能力の高さを感じさせてくれました。
寿:その通りですね。僕のこの馬に対する評価は全く落ちていませんし、今回、重賞に向かいますが、手応えの感じられる一戦でした。
-:前走から中一週と間隔の詰まった中での調整。どんなことに主眼を置かれましたか?
寿:まず、中一週での出走に踏み切ったのは、レース後のダメージもあまりなかったですし、馬も凄く元気だったので、踏み切ることにしたんですけれど、中一週なのであまり強い調教はしなくてもいいと思い、セーブ気味の調整に留めました。
-:そして、今日の最終的な坂路での調整ですが、時計は54.0秒の終い12.7秒。どういった指示をされましたか?
寿:坂路で2頭併せでしたが、先行馬の3馬身後ろで折り合いに専念して、「ラスト1ハロンは軽く仕掛けて欲しい」という指示だったんですけれど、時計も速くもなく、遅くもなく、ちょうどいいタイムでしたし、最後の1ハロンの動きもシャープで良かったですね。レース後の息の入りや歩様も良かったので、いい状態で出せると思いますよ。
-:今回は前走から1ハロン短くなって、デビュー戦と同じコーナー2つの芝の1800m戦。改めて、コース適性についてはいかがでしょうか?
寿:そうですね、その方が競馬はし易いと思います。前走も折り合い面であったり、コーナー4つの競馬はこの馬にとっては難しいだろうと思ってはいましたが、あえて、そういうレースを選択したわけで、それで2着に来ていますからね。今回、距離とコースはプラスに働くので、重賞といえど、楽しみは持てるんじゃないかと思います。
-:折り合いという風に仰っていましたが、将来的にはこの馬をどういう方向に持っていきたいでしょうか?
寿:クラシックを見据えてとなりますが、そのクラシックの距離に対応できる走りを今、教えていっているところです。オルフェーヴルも今の時期は1400mでも引っ掛かるような馬でしたけれど、菊花賞の3000mを走らせたように僕たち厩舎スタッフが教えて込んで走らせたように、そのイメージで育てていっているところです。
-:正にこの馬にとっては、今が一戦一戦が大切な勉強ということですね。
寿:そうですね。前走でも福永騎手がスローペースでも後方で我慢させたのが繋がってくると思いますし、実際、今回のきさらぎ賞でも、その効果が出てくるんじゃないかと思います。
-:デビュー戦、前走のパフォーマンスからも注目を集めていると思います。レースに向けての抱負をファンの方へ一言お願いします。
寿:前走はかなりの期待を背負っての出走だったのですが、ファンの皆さんを裏切って、失望させてしまいました。ですが、この馬にとっての評価は、僕の中で全く下がっておりません。この馬はトップクラスの馬だということをきさらぎ賞で証明したいと思います。応援して下さい。
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