【共同通信杯】エネアド「能力的には上でも十分やれると思う」

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8日、日曜東京11レース・共同通信杯(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、若竹賞2着のエネアド(牡3、美浦・戸田厩舎)は、蛯名騎手を背にPコースで追われ、5F69.2-53.5-38.4-12.8をマークした。

追い切りに関して、斎藤助手
「今日は馬の後ろでも我慢して折り合いがつきましたし、ジョッキーがGOサインを出せばいつでも行ける手応えで、良い動きでした。良い状態に仕上がっています」とコメント。

「前走はこの馬向きではない不良馬場でしたけど、折り合いはスムーズでしたし、不良馬場でなければ差し切っていただろうという感じで、内容は良かったと思います。精神的にまだ子供っぽさがあって、ムキになったり乗り手の指示に従わないところがあったので、前走前はそこに重点を置いて稽古をしてきました。少し子供っぽさが解消されてきましたし、成果が出て良かったです。レース後は、疲れがないので順調に乗り込めています。今回は東京マイルになりますが、ゴチャつかずに競馬がしやすくなりますし、折り合えば距離はもつと思います。メンバーは強力ですが、まずは折り合いをつけて終いの脚を使う、自分の競馬が出来れば、と思っています。能力的には上でも十分やれると思いますし、兄のブレイクランアウトのように勝ってくれるといいですね」と意気込みを語る。